§Ⅱ聖平小屋~光小屋縦走編
3日目☀/☁ 9℃ 15.2㎞ 12:22 ↑1,888m ↓1,441m 26,927歩
5:20聖平小屋→7:18南岳→8:10上河内岳の肩8:15→8:22上河内岳8:25→10:00横窪澤分岐→10:37茶臼岳→11:06仁多池11:50→12:13希望峰→14:18易老岳→15:36三吉平→16:57静高平→17:40光小屋(泊)
§Ⅱ 聖平小屋~光小屋縦走編
7月25日(木)早朝3時半、標高2,300mの聖平小屋で目覚めた。昨夜は縦走に備え小屋泊にして、1時間ほどゆっくり起床だ。静岡側に下る谷間が明るくなり、今日の好天を予感させてくれる。
朝日を受ける聖平小屋 |
トーストとカフェで朝食を取り出発だ。今日は南アルプス南部主稜線の縦走です。聖平からまず南岳へ登り、次に200名山上河内岳から茶臼岳(300名山)へ縦走。希望峰あたりが中間地点です。
更に易老岳へ登り、三吉平から最後にゴーロ帯を300m登り、静高平から光小屋へ進む。余裕があれば今日中に光石まで行ってみたいが、15㎞程の行程だ。( `―´)ノ
5時過ぎ皆さん出発されていく中、我々も出発だ。まだ薄暗い山道を小屋分岐まで登り返します。分岐から聖岳方面へ行かれる方が多いが、我々は南岳へ向かいます。オサバグサやモミジカラマツ・マイヅルソウが林床に咲く道を緩やかに登って行きます。時に細尾根の道もありますが注意すれば問題なし。
モミジカラマツ |
マイヅルソウ |
オサバグサ |
クロユリ |
ツマトリソウ |
南岳登頂 |
ハクサンチドリ |
クロユリ |
クロユリとミヤマキンポウゲ |
ハクサンチドリ群生 |
朝霧で陽射しが無く、眺望も無いので花を探しながら進みます。南岳の手前でバイケイソウの間にクロユリが咲いていました。\(^o^)/
南岳は2,702m、出発からほぼ2時間、7時18分に到着です。ツマトリソウやハクサンチドリ・ミヤマキンポウゲなど見ながら上河内岳へ向かいます。登り始めた頃に霧が晴れ上河内岳が見え始めた。花畑のトラバースは若干注意を要します。
肩から上河内岳 |
上河内岳の肩から聖岳・赤石岳 雲が切れた瞬間 |
荷を置いて上河内岳へ登ります |
8時9分上河内岳の肩に到着、ここに荷をデポし山頂を目指します。だんだん雲が晴れ、山頂眺望が期待できそうだ。10分ほどで登頂、素晴らしい眺望が広がった。
雲がどんどん押し寄せ |
シャッターチャンスが難しい |
雲に浮かぶ聖岳・赤石岳がすばらしい。これから歩く光岳方向も雲に浮いている。そして眼下に昨日泊まった聖平小屋、反対側に畑薙ダム湖が望める\(^o^)/・・・
畑薙ダム湖 |
上河内岳の肩を俯瞰 |
聖平小屋を俯瞰 |
下り始めて少し進むと、竹内門の岩場が見えて来た。手前にチシマギキョウの株が咲いて絵のような景色です。更に二重稜線を進み茶臼岳を目指します。
チシマギキョウ |
竹内門通過 |
気持のちよい平坦な稜線の道 |
横窪沢分岐から上河内岳を振り返る |
茶臼小屋分岐でもある横窪沢分岐は10時ちょうどに到着した。広大な鞍部は遮るものは無い。振り返ると下ってきた上河内岳が頭を覗けてる。「あそこから下って来たんだ。だいぶ来たな~」(^O^)/
ヘリコが飛んできて分岐の上でホバリングしている何かあったのかな?休憩後は茶臼岳登山だ。
30分程で山頂直下へ、ゴーロの山頂手前にタカネバラが沢山咲いている。蕾もたくさんつけている。\(^o^)/・・・
山頂表示は赤石山脈の基、赤色チャートの立派な石柱と例の団子兄弟、2種類の表示がある。撮影して次へ進もう。
山頂から進行方向のガスが晴れ、仁田岳の彼方にイザルガ岳に続く光岳が見え出した。なるい稜線を気持ちよく歩き、ダケカンバの下を潜ると、仁田池が現れた。時刻も11時過ぎ、木陰で昼食にした。今日のお昼はラーメンとカフェ、一食を2人で半分づつ戴く。しょっぱいラーメンが美味しい。40分の休憩後転進する。
しばらく進むと仁田岳への分岐が来た。師匠は仁多岳まで往復されていたが、我々にはそんな元気はない。目指す光小屋は遥か先なのだ。分岐指導票の脇に喜望峰の表示がある。先行された単独登山者が昼食を取られている。
この方とはテカリ小屋まで前後して歩かせていただいた。この山域は10年ぶりとおっしゃっていた。畑薙ダムの方から登ってこられたようだ。
いくつかピークを越え、頑張ること2時間ヘロヘロになって易老岳分岐へ着いた。14時過ぎだ。ここから3時間と踏んでいたので、何とか到着できそうだが、すでに1時間半予定を過ぎている。今日の光岳登頂は無理となった。(^-^;
易老岳から下り気味に稜線をトラバースすると、長野側に大きく崩壊した三吉ガレに着いた。更に下って三吉平は15時40分の到着。静高平へ1:00~1:15分の表示がある。
しかし、ここからの道はきつかった。ゴーロの荒沢が続き、緊張と不規則な足場に残っていた体力を奪われ、静高平へ着いたのは16:57分だった。静高平の水場は充分湧水していて、雪解けの冷たい水が戴けた。
すでに17時を過ぎ、小屋番さんが遅い登山者を心配して迎えに降りて来られた。易老岳で先行された2人パーティーさんで、我々が荒沢の登りで追いついた方達だった。
水汲みしているところに到着され、小屋番さんと登って行かれた。我々もヘロヘロで、静高平の亀甲状土の観賞も儘ならなかったし、イザルガ岳分岐も上の空だった。
昨日聖岳で先行した方が、水汲みに降りて来られた。疲れたとはおっしゃっていたが、我々よりずっと健脚だ。
昨日聖岳で先行した方が、水汲みに降りて来られた。疲れたとはおっしゃっていたが、我々よりずっと健脚だ。
易老岳から光小屋まで結局3時間半の行程でした。ここでもテント泊はせず、急遽小屋素泊まりに、テントは修行に担いだ感じになってしまった。
夕方から本格的な雨降りになり、正解チョイスでしたが、小屋番さんに「もっと早く到着しないと」と御叱りを受けた。レギュラー缶のビール600円とオリジナルtシャツをゲット、今夜も雨の心配なくのびのび眠ることが出来ます。
夕食は食堂で自炊。畑薙側から登ってこられた女性グループや居合わせた登山者が一緒に、今日光岳小屋で100名山完登の方を、拍手でお祝いします。小さな小屋だがアットホームな雰囲気が心地よい。小屋番さんにTシャツのおまけに絵葉書を戴けた。急な変更にも対応くださり、感謝々々
明日の下りの注意ポイントを聞いて 20:00…(-_-)zzz
§Ⅲ光岳登山編へ続きますm(_ _)m
夕食は食堂で自炊。畑薙側から登ってこられた女性グループや居合わせた登山者が一緒に、今日光岳小屋で100名山完登の方を、拍手でお祝いします。小さな小屋だがアットホームな雰囲気が心地よい。小屋番さんにTシャツのおまけに絵葉書を戴けた。急な変更にも対応くださり、感謝々々
明日の下りの注意ポイントを聞いて 20:00…(-_-)zzz
§Ⅲ光岳登山編へ続きますm(_ _)m
1 件のコメント:
おもしろい2つ頂戴しました
ありがとうございます
これからもご愛顧を(^O^)/
コメントを投稿