2019年9月8日日曜日

2019.9.3~6 笠ヶ岳・槍ヶ岳周回 §Ⅰ笠新道から笠ヶ岳

2019.9.36 笠ヶ岳・槍ヶ岳周回
1日目☁/12 2 13.0 10:23分 ↑2,083m 238m 10,520?歩
5:02新穂高登山者Ⓟ→5:10登山センター→6:20笠新道登山口6:289:03中間点1920m→草付き10:5211:15杓子平昼食11:4013:29抜戸岳分岐→14:23抜戸岩→15:14笠ヶ岳山荘()
2日目☂/ 11 14.7 10:47 1,213m 1,369m 24,272
5:20笠ヶ岳山荘→笠ヶ岳5:446:10山荘→7:44笠新道分岐→7:58抜戸岳8:179:07秩父平→11:09大ノマ乗越→11:45弓折岳11:5112:05弓折れ乗越お昼12:3512:45花見平→13:45双六小屋14:2015:26双六岳→16:20双六小屋()§Ⅱ 笠ヶ岳から双六岳縦走編
3日目 風/☁ 11℃ 8.6㎞ 8:21 ↑990m ↓490m 11,927    
5:07双六小屋→5:47樅沢岳→6:32 硫黄乗越6:407:41左俣乗越→9:30千丈乗越→10:50槍ヶ岳山荘→12:27穂先13:2813:30槍ヶ岳山荘()§Ⅲ西鎌尾根から槍ヶ岳へアタック
4日目 ☀ 10℃ 16.1㎞ 7:51 ↑183m ↓2,204m 28,509
   5:30槍ヶ岳山荘→5:50飛騨乗越→5:12千丈乗越分岐→8:32槍平小屋→9:31滝谷出合→11:00白出沢→11:03奥穂高岳登山口→11:50穂高平小屋お昼12:2113:01ロープウエイ駅→13:08登山センター→13:20新穂高登山者Ⓟ§Ⅳ快晴の槍ヶ岳下山編
トータル 52.4㎞ 37:22分 ↑4,469m↓4,301m 75,228

§プロローグ§
8月遠征予定は9月にずれ込んだ。天気予報を確認しながら半月余り、晴れ間は全く続かない。雨降りに出かけて、山中晴れで下山日に再び下り坂の期間を探して決行。

67月に中央・南とアルプス遠征してきたので、今回は北アルプスでしょう(^O^)/・・・と、云う訳で計画したのは、新穂高から笠新道で笠ヶ岳(百名山)、稜線を巡り双六岳(花の百名山)を経て、西鎌尾根から槍ヶ岳(百名山)に至る山行。途中は抜戸岳・大ノマ岳・弓折岳・樅沢岳を越えて行く。下山は飛騨沢を下り、奥穂登山口を経て新穂高へ下る周回コースです。

笠ヶ岳から歩いて来た道
笠ヶ岳・槍ヶ岳周回ルート図

笠新道の急登と、西鎌尾根&槍の穂先への登りが今回の核心部。二人で目指す百名山は49・50座目の山行になり折返し地点だ。先は長いぞ~頑張ろ~ `―´)ノ・・・・

 
§Ⅰ 笠新道で笠ヶ岳登山編


さて、いつものように早朝割引に間に合うよう出発。新穂高温泉登山者無料駐車場へ向け450㎞のドライブ。東海北陸道経由で高山へ入り、地元スーパーで食料買出し、平湯温泉の「あんき屋」で昼食を予定した。

焼岳・乗鞍登山時に利用した地元料理店で懐かしかったが、若干到着が早く準備中
(◞‸◟)・・・栃尾温泉まで下ることにした。

新穂高入口にある栃尾温泉は、店先に温泉が湧きだすスーパーがあるらしい。なるほど、70℃の熱い温泉がパイプから噴き出していた。暖房費、お風呂代は掛からず羨ましい限り。温泉宿の蕎麦屋さんを教えてもらい、お昼です。美味しいお蕎麦に、付き出しの山葵漬が絶品でした\(^o^)

蒲田川を遡り新穂高無料Ⓟへ昼過ぎ到着。人気のⓅで、下山した金曜昼過ぎには進入路まで車が溢れていた。因みに、上の有料Ⓟはガラガラでした。
登山者℗から下手側

上手側 明日歩く左俣方向

つり橋を渡ったところに温泉宿の深山荘が建っていて、小雨の中、明日の登山口を確認後、河原の露天風呂で疲れをいやして車中泊態勢に、明日は☀をお願いしますm(_ _)m・・・ そして寝酒の力で(-_-)zzz・・・
駐車場出発

左俣林道入口
笠新道登山口
4時起き、朝餉を取り5時前出発、小雨です。雨具を着て歩き、5時15分左俣林道へ進入、6時20分に笠新道登山口へ到着。標高1,365mの登山口は出発から4㎞、310m程登って来たところだ。

標高2,770mの笠新道分岐まで4.7㎞・↑1,480mの急登が始まる。CT(コースタイム)6時間半、最初の核心部だ。つづら折れの登山道をゆっくり登りましょー。後続登山者も次々来られるが、多くはワサビ平から小池新道へ向かわれ、笠新道進入はいらっしゃらない。
小池新道へ続く道

このルート、後続は3パーティー程で、皆さん追い越していかれた。下山路として使われることが多い様で、しばらく登って行くと、沢山の方とすれ違う様になった。団体さんも2パーティー程おられ8人組さんもいらっしゃったし、外人さんも下ってこられた。昨夜の笠ヶ岳山荘は30人ぐらい泊まられていたようだ。
1,700m

ゴーロの登山道

1,800m

一息付ける道

2,000m

9時、1,700mの指導票が現れた。登山口から1時間半、高度340mを登って来た。
今回の予定はCT×1.2倍で計画している。標高2,000mの草付きまで登山口から3時間の予定だ。

ゴーロや、砂利・土の登山道はよく整備され、23ヵ所倒木によるう回路が急造されていた。1,800m810分通過、さらに上を目指します。アザミ、リンドウ、ヤマハハコ、ソバナなど確認しながら1,920m地点、杓子平の中間点指導票へ着いた。842分だ。

1時間半で杓子平と書いてある・・・( `―´)ノ頑張ろ~
9時半2,000m(草付き)の指導票が現れた。槍・穂が一望と書いてあるが、ガスに覆われ眺望は無い。ほぼ予定時間で到着です。
リンドウ

ヤマハハコ

アキノキリンソウ

ソバナ

オヤマボクチ
ベニバナイチゴ

トリカブト
タカネヒゴダイ?

トリカブト・サラシナショウマ・ベニバナイチゴ・バイケイソウの草紅葉など確認しながらさらに上を目指す。タカネヒゴダイ?クロトウヒレンだろうか?も・・・咲いている。
杓子平

お昼を食べて再出発

そして1114分、視野が開け杓子平到着です。一部青空も覗き、抜戸岳山腹の草紅葉が見え出した\(^o^)/・・・絶景を前にお弁当タイム。先行者3組、5人の登山者さんも見えている。

お握りを頬張ってフリーズ味噌汁で流し込む感じ。食欲はわかないが頑張って食べる。
キンコウカ?

クロマメノキ


イワショウブ

チングルマ

ミヤマリンドウ

ベニバナイチゴ

オオヒョウタンボク

1140分再び上り始める。草紅葉の始まったお花畑の中を再び上り始めると、雷鳥だ\(^o^)/・・・


親鳥と雛が34羽の家族が登山道の脇で食事中。我々には全く興味なしの様だが、こちらは興味津々、ほほえましい姿を頂戴した。この後も雷鳥さんには抜戸岳(2羽)・大ノマ岳(2家族5羽)・双六(♂1羽)と沢山会うことが出来ました。槍ヶ岳山荘でも雷鳥が見えると騒いでいたが、もう満腹でした。


ガスの中雛を気遣う親鳥

抜戸カールと呼ぶのだろうか?、山腹は草紅葉がきれいだ、主にバイケイソウの黄葉が覆っている感じ、足元はクロマメノキ・イワショウブ・チングルマ・ミヤマリンドウ・etcが登りの苦しさを癒してくれる。あと一息だ `―´)ノ・・・
笠新道分岐

稜線に伸びる道
抜戸岩
そして稜線へ出た。少し下ると笠新道分岐だ。13:302,770mまで登って来た。ここから先は稜線歩き。先ずはこのコース見所の一つ抜戸岩を目指す。ルート上にあるので探す必要はない。連れが先行し、大きさを確認。

岩を通過すればあと一息とイメージしていたが、意外と遠かった。テント場へ着きゴーロ道になると、後10分頑張ってと岩に書いてある。そしてついに笠ヶ岳山荘到着です。
今日の目的地へ到着

15:14分山小屋で荷を解きます。ふ~・・・・やったぜ\(^o^)/・・・
小屋のお姉さんが笑顔で迎えてくださり、お兄さんが到着記念のツーショットを撮ってくださいました。
山荘から笠ヶ岳を望む

予定通りの到着時間で満足々々・・・\(^o^)/ 冷たいビールがご褒美です。
夕食は定番のカレー飯。今夜の泊りは36人と、天場に2張りだけの様。夕立が来たが、夕方には小屋の窓から笠ヶ岳山頂が望め、明日の天気が期待出来ます。

2日目にcontinue・・・・


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