2019年9月9日月曜日

2019.9.3~6 笠ヶ岳・槍ヶ岳周回 §Ⅱ笠ヶ岳から双六岳縦走編


2日目☂/ 11 14.7 10:47 1,213m 1,369m 24,272
5:20笠ヶ岳山荘→笠ヶ岳5:446:10山荘→7:44笠新道分岐→7:58抜戸岳8:179:07秩父平→11:09大ノマ乗越→11:45弓折岳11:5112:05弓折れ乗越お昼12:3512:45花見平→13:45双六小屋14:2015:26双六岳→16:20双六小屋()
§Ⅱ 笠ヶ岳から双六岳縦走編
双六小屋が見えた 左に双六岳 奥は鷲羽岳



笠ヶ岳山荘で目覚めたら雨模様。今日も雨の登山を覚悟。荷物を山荘へデポして山頂へ向かいます。20分程ゴーロの道を登ると山頂祠に到着だ。山頂標は少し離れたピークにあったが、雨が激しく長居は出来ず撮影だけして早々に撤退。沢のように水が流れる道を下り再び山荘へ帰った。
笠ヶ岳山頂 2等三角点「笠ヶ岳」2897.5m


宿泊者の方と止みそうにないですねと言葉を交わし、再び雨の中へ。
昨夜テント泊の方も撤収が大変だろうと、同情しながら来た道を下る。抜戸岩を潜り笠新道分岐まで帰ってきた。振り返ると笠ヶ岳がわずかに見えている。
笠新道分岐まで帰ってきた


笠ヶ岳が霞む

抜戸岳山頂分岐

抜戸岳から笠ヶ岳にお別れ

抜戸岳山頂直下トラバース道をしばらく進むと、抜戸岳山頂分岐があった。山頂へ行ってみる。10分ほどで山頂三角点3等「奥笠ヶ岳」2812.9mへついた。岩場の登山は少し気分が変わり、楽しめる。頂上で笠ヶ岳にサヨナラの手を振り、再び縦走路へ戻る。時刻は8時過ぎ、朝から3時間程歩いた。この先も稜線の道が続く。
笠ヶ岳が遠くなる
2羽の雷鳥 兄弟かな?


快適に稜線を進むと2羽の雷鳥が道を塞いでいる。朝の挨拶でどけてもらおうと声掛けしてみるが、なかなか動いてくれません。脅かさないようにゆっくり歩を進めると、先へ々々と案内してくれる。しばらく一緒に歩くことが出来ました。彼らはとても健脚、気が向けばとても速く走る\(o)/!
前に大ノマ岳
笠ヶ岳 ますます遠くなる

北鎌尾根?

秩父平へ下る指導標

秩父岩を望む

850分大きく落ち込んだ道が現れた。向こう側の岩に目印がある。振り返ると笠がだいぶ遠くなっていた。対岸に薄く山影が見え出し、多分北鎌尾根のギザギザのようだ?

進行方向に大きな山が見え出した。大ノマ岳の様だ。手前の大下りは秩父岩らしい。ロープも掛けてあるが注意して下れば問題ない。途中で今日の目的地双六小屋が見えたが、まだまだ遠い。そして、下ったところが秩父平だ。クロマメノキの実が沢山あって、頬張りながら這松の間を大ノマ岳へ登る。
今日の目的地双六小屋が奥に見える

秩父岩越しに奥丸山その奥に穂高連邦

コゴメグサ
雷鳥親子

ワサビ平から小池新道を登る登山者を俯瞰

ウサギギクとウメバチソウ

大ノマ岳は山頂南側を巻く。ここで度雷鳥親子に出会う。向こうから来られた単独山ガールさんも一緒に撮影タイム。この家族雛は1羽で、今まで見て来た個体より大分小ぶりだ。巣立ちして間がない感じです。この冬が越せるようお祈りし、お別れしました。

4羽の雷鳥さんがいます
ヤマガールさんと別れてすぐ、再び鳥の糞が臭うと連れが言う。今度は3羽の雛鳥のいる家に遭遇。ここでもしばらく撮影タイム。雷鳥密度が高い大ノマ岳です。
ミヤマリンドウ

鏡平

弓折れ乗越付近から見る鏡平山荘
大ノマ乗越への下り 双六小屋も見える

大ノマ乗越到着
お花畑の中、下には小池新道を登る登山者が見え、その先には鏡平が宙に浮かぶように広がっている。目を凝らすと、鏡平山荘が見えているような? 左奥には双六岳と双六山荘が見えているような? 進行方向には大ノマ乗越への落ち込みと、その先は弓折れ岳へ登り返しの道が見える。

1110分大ノマ乗越通過。続いて35分の登り返し、途中休憩でα米を準備し、弓折れ岳へ到着です。広い山頂はちょっとだけ高い所へ3等三角点「中平」2588.5mが埋標されていた。
弓折岳到着

弓折山頂付近から左俣谷を俯瞰

山頂三角点

なだらかな弓折山頂付近

弓折乗越 小池新道とここで合流 お昼にします

山頂を後に少し進むと下りになって弓折れ乗越に到着だ。12:05分の到着でした。
鏡平から登って来る道とここで合流します。休憩ベンチも設えられ皆さん休んで行かれる。

雨も上がり我々はここでお昼、α米にイワシのかば焼き缶で味を調え戴きます。カフェも戴き昼からの部へ転進だ。なだらかな道を快適に進めば双六小屋のあるコルに到着だ。
花見平通過

ヨツバシオガマ

近づく双六小屋

道中花見平を過ぎた辺りで、何か探し物をされている方とお会いした。探し物ですかと問うとストックの先ゴムを落としたと言われる。先へ歩き有れば声掛けしますとすれ違い、しばらく進み見つけた。おーいあったぞー(@_@)。とっても感謝され、いい気分で双六小屋まで歩けた。

小屋は立派な建物、双六池のほとりに立っていた。13:40分の小屋着です。部屋割り後、荷を置いて双六岳へ向かった。小屋から三俣山荘方向へ登って行く。反対に登れば明日歩く樅沢岳から西鎌尾根方向です。
トウヤクリンドウ

三俣蓮華山荘トラバース道分岐


中道分岐

這松の間を10分ほどでトウヤクリンドウが咲く最初の分岐、三俣山荘へのトラバース道へ到着だ。中道分岐がすぐに来て、双六岳をトラバースして三俣蓮華岳への縦走路に通じている。

双六岳を目指しだんだん急な岩場を登る。登りきると双六岳の長大な肩だ。下から観たらここが頂上、意外と早く着けたと思ったが、勘違い。目指すピークはまだまだ先だった。

オコジョ

山頂へ到着 2等三角点「中俣岳」2860.4m

ほぼ平らな広い道をケルンを頼りにどんどん奥へ進むと、再び岩石帯へ入る。岩の間からオコジョが出たり入ったりしている。すばしっこくてレンズに中々捉えられず何回かシャッターを押す。


そして15:26分、ガスガスの山頂へ到着した\(^o^)/・・・
しばらくして単独♀登山者の方が登ってこられ、撮影してあげた。
我々はお互いで撮影したのでここではツーショット無し。
小屋まで帰ってきました 奥に樅沢岳
鷲羽岳


双六小屋の案内図 良く解る
3人で下り、途中雷鳥もいたが、眺めるだけで満足。16:20分無事に小屋へ下山した。
今日の行動予定はすべて終了。午前中は天気も悪く、眺望は望めかったが、沢山雷鳥ににあえて満足々々です。

小屋の2階でゆっくりし、17時から夕食です。小屋の食事はとても美味しく野菜の天ぷら鶏肉のしそ巻き・焼魚・味噌汁、デザートまでついていた。加えてビールがあれば何も云う事はありません(^O^)/・・・後は一杯ひっかけて寝るだけ、 (-_-)zzz・・・

3日目にcontinue・・・・


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