いずみやま: 2019.10.27(日)　大山ユートピア黄葉狩登山

2019.10.27(日)　大山ユートピア黄葉狩登山

☁ 11℃ 3人 10.1㎞ ↑1,097m ↓1,058m 6:40分 15,648歩　

自宅6:00⇒大山下山Ⓟ7:30→大神山神社8:00→下宝珠越8:38→上宝珠越9:56→三鈷峰10:25→10:45ユートピア小屋昼食11:35→象ヶ鼻11:40→上宝珠越12:10→下宝珠越13:12→大神山神社13:45→下山Ⓟ14:20⇒帰宅17:00　

東大山の五右衛門風呂訪問から十日たち、ぼちぼち紅葉が見えるだろうと云う事で、師匠大山の風さんとⅯさんの面子で再び大山を訪ねてきました。大神山神社から、ブナの尾根を巡り三鈷峰からユートピアをピストンします。

早朝師匠の車で出発です。天気は回復傾向で期待が持てそうでしたが、蒜山を超えると山陰特有の曇り空に(◞‸◟)。溝口ＩＣから枡水高原へ向け登って行くと増々曇が厚くなり、駐車場へ入ると小雨が降り出した。雨具を用意して登山口へ向かいます。

下宝珠越を目指す

下宝珠越え到着

日本一と云う石畳を登り大神山神社で入山参拝を済ませます。すぐ横の登山道へ向かい下宝珠越えの分岐を目指して登って行きます。石ころの登山道を進むと、元谷へ通じている林道へ出た。合羽を脱ぎ温度調節をし、林道を横断してさらに登って行きます。

この辺りもブナ林ですがまだ緑が強く残っており、黄葉には少し早いようです。しばらく沢筋を登って行くと道が険しくなってきた。ブナの根っこの階段が出てくると間もなく下宝珠越えに到着です。ここまで約1時間。

ブナ黄葉を歩く

ブナ黄葉を愛でる

中宝珠越通過

昼前には天気は回復するとの予報だが、まだぐずついている。宝珠尾根は中の原スキー場上の宝珠山へ繋がる尾根で、ブナの稜線を歩ける。下宝珠越えで尾根に乗り、稜線を中・上宝珠越と辿り、北壁東端の墓場尾根へ突き当たるまで、ブナ林の紅葉が楽しめる。

高度を上げるにつれ、ブナの黄葉がだんだん見ごろになって来た。時折陽射しが出て、霧が湧く林の中に差し込むと、透けるような黄色のブナの葉がキラキラと、とても綺麗です。

元谷の紅葉を俯瞰

ユートピアの稜線が見える

しばらくすると、谷底から何やらお吸い物の香りがしてきて、食欲をそそります。

登りながら、マツタケのお吸い物の香りがすると、話が盛り上がりました。心置きなく黄葉狩りを満喫し、上宝珠越へ到着した。手前の崩落地はたくさんの登山者が通り、道が出来安定している。この辺りで、視界が広がり北壁や、三鈷峰の黄葉が楽しめます。

コマユミの紅葉

崩壊地を通過

崩壊地を通過中の管理人

上宝珠越通過

ケルン下をトラバース

黄葉トンネル

三鈷峰を見ながら、勝間ケルンの下をトラバースしてユートピアへ登って行きます。丁度ナナカマドの葉が落ちて、赤い実が小鳥たちを誘う様に目立っています。ここは北斜面でキャラボクやナナカマドが多く見かけられる。

ユートピアの稜線上には幾人もの人影が見えている。皆さん黄葉目当てに登っておられるようです。我々も稜線へ着き、東側に広がる振子山から矢筈・甲ヶ山の紅葉を楽しみます。まだ10時過ぎ、時間があるので三鈷峰へ向かいます。

三鈷峰の崩落個所はますます崩壊が進み、やせ尾根の木の根が覗き何れ通行止めになるのではと思わせます。山頂は、数パーティーが登っておられ、5・6人の女子パーティーの撮影をしてあげ、我々も眺望と紅葉狩りを堪能し再びユートピアへ引き返します。

ユートピア到着

三鈷峰登頂

避難小屋と北壁

振子山と奥に烏ヶ山

野田ヶ山から矢筈ヶ山

小屋も賑っていて、到着した時数人が出発され、中に1人先着さんが居られただけ。ラッキーでした(^O^)／・・　早速お湯を準備し、定番ニンニク・玉葱入りラーメンとカフェのお昼です。40分程ダべリングを楽しみ再び出発するときは、土間まで登山者が溢れていました。もっとも6・7人入ればいっぱいの小屋ですから、致し方ありません。