2020年10月27日火曜日

 2020.10.26(月) 県境稜線 険所峠~阿波山周回

 2020.10.26() 険所峠~阿波山周回

☀ 71人 ↑686m651m 9.3km 5:3913,658

 7:40津山⇒8:40お夏の墓Ⓟ8:55→県境出合9:35→険所峠10:124等三角点険所峠10:34→険所峠11:00→地蔵11:10→県境出合11:3211:50昼食ポイント12:204等三角点細尾12:434等三角点阿波山13:5214:35お夏の墓ⓟ14:55⇒津山16:00 

 

霜降も過ぎて、朝晩は冷え込むようになってきました。今朝も山奥は7℃で寒いです。

今週は前回積み残した阿波の山奥、4等三角点細尾911.3mを訪ねます。

ブナ黄葉を愛でる昼食ポイント



 

今日の目的は4っつ、4等三角点険所峠・細尾・阿波山の3カ所&険所峠の首なし地蔵探索。さて、その顛末は…(^_-)-☆?

お夏の墓駐車
林道分岐
コンクリート舗装の林道

 

今朝も定時に出発です。若干早く出て、前回の駐車地、お夏の墓に駐車。

支度し、9時前に林道へ進入。まず先週確認した林道分岐を登り県境出合を目指します。

県境が見えてきた
 
県境出合

県境出合から西方向のテープナビ


意外に立派な林道で、茅が進出して来てはいるが、コンクリート舗装も一部あり、快調に県境稜線を目指せます。30分程登ると、尾根の切り開きへ着き、県境到着だ。

 

県境は東西に走っているのですが、縦走路らしきものはありません。西側にテープナビが巻いてあるだけでした。標高900mの峠道は地形図によれば、この先で途切れています(未確認)

東側へ植林を登る

気持ちいい自然林

 
まず東へ県境を歩いて、険所峠へピストンします。なだらかな稜線の植林を登ると、すぐ自然林に変わり、ブナやカエデの紅葉の道が続いていた。想像を超えた素晴らしい丘状の県境稜線です。紅葉の隙間から日差しがこぼれ、明るくなだらかな枯葉のじゅうたんが歩けた。

 

いくつかピークを越えその都度方向が変わるので、ルートファインディングが必要ですが、昨夜ルートナビをGPSにセットして来たので安心です。あまりにも気持ちいい道で少し大回りをしてしまいました。

険所峠

標高918mピークから一度下って、地形図の険所峠へ登り返すのですが。鞍部で少し藪があり、眼鏡を枝にひっかけ落としてしまうアクシデント発生。しゃがみこんでじっくり観察、ぼやけた視界の中で発見出来、事無きを得ました。

 

険所峠は、小ピークで南東側からも県境が登ってきている。ここは地形図上で、破線道が用瀬へ下る入口でもある。リョウブと栗の合体株が目印。根元に3本ほど境界杭が埋設されていた。

大きなミズナラ

 

4等三角点「険所峠」921.3m




県境に沿って南東へ下ると鞍部があり、この辺りに地蔵様が居らっしゃるのか?…しばらく観察するが発見できず、帰りに探すことにして先へ進む。しばらく進むと稜線上に大きなミズナラがある。一度下り、上り詰めるとヒノキ林の中。北へ方向を変え20m程歩くと目的地。4等三角点「険所峠」到着だ。

 

ヒノキ林に囲まれ、まったく眺望は無い。しばらく周辺整備をして、画像を戴き引返す。さきほどの鞍部付近をぐるりと探索してみたが、地蔵は発見できず峠まで帰る。

 

険所峠の地蔵様


地形図の破線道は、峠から県境と別れ、用瀬町江波方向へ下っている。用瀬側へしばらく下って再び地蔵様を探索(@_@)…。すると、ありました‼… 首なしの地蔵様が寂しそうに北向きに立って居らっしゃいました。ご苦労様ですとお参りし、三度峠へ登り返します。

峠を後にする
眼鏡を落とした鞍部の藪を帰る

 

県境出合の鞍部を越える


峠から来た道を県境出合いまで20分程でったが、まだお昼前、鞍部を越えしばらく西側へ進みます。932mピークを過ぎ、200mほど進んだ広い尾根上でお昼にした。

 

歩いて来た県境を振り返る

昼食ポイントで北の佐治方向

昼から歩くブナ林の県境

あたりは木漏れ日が差し込むブナ林、とても心地いい空間です。倒木に腰を下ろして定番のラーメンを作ります。北に佐治谷、東西に走る県境はブナ林、南側もブナの黄葉が覆い、木漏れ日が枯葉の地面を照らす、素晴らしいロケーションです。

 

ン?…


ブナ黄葉

佐治谷の越えに高鉢山方向

ゆっくり、カフェを戴き午後の部へ向かいます。県境を西へ向かうと…(^^)? クリタケ??…少し収穫、かえって調べるとナメコの成菌でした\(^o^)/…お土産を持ち再び西へ進みます。


4等三角点 細尾発見

911.3m

県境目印の大ブナ

直後に北へ県境を外し、佐治側へ少し下ると4等細尾へ着いた。国土地理院の真新しいインテリジェント三角点が埋標されていた。稜線より少し下がって、鳥取側からでないと目視出来ない位置だが、発信機が付いているのでGPS測量出来るのでしょう。

 

県境へ戻り、さらに西へ進む、稜線は徐々に狭まり、細尾根状になってくる。藪も現れ、しばらくは歩きにくい。ここで再びアクシデント発生。枯れ株が足に引っ掛り、前へ転倒、怪我は無かったが精神的ダメージを受け、焦ってしまった。


県境に沿って進む

 



藪が出てきた

尾根筋が狭くなってきた

細尾根の藪 倒木もあって歩きづらい

焦るとさらに失敗する。過去の経験から、しばらく休憩するのが良いのだが、ガーミンGPSで次の目標地点が確認出来たので、落ち着きを取り戻せた。

分岐へ到着

4等三角点阿波山到着

887.9m

 

やがて、前回出合った県境分岐の2重テープナビへ着き、県境を離れ、阿波側へ下り始めます。林道終点へ下山すると、4等三角点阿波山直下。法面を攀じ登り、真っすぐ三角点へ向かう。ここで3たびアクシデント。ストックの先がない(@_@)‼…スズ竹に留め金が引っ掛かって抜けたようだ。少し引き返し発見できた。

林道終点に出た

林道を帰る

 
そして、10mほど藪を漕ぐと軽量コン柱の4等三角点阿波山があった。ここも藪に覆われ、まったく視界無し。藪が薄い方へぐるりと回り、元の林道へ出て下ります。

 

県道118号未認定区間の林道を1.5㎞ほど下れば、今朝分かれた分岐です。最後は流れに洗われた道を下り、お夏の墓駐車地へ無事下山しました…( `―´)

色づくマムシグサ
朝分かれた分岐へ帰ってきた

 



洗われた林道を帰る

お夏の墓へ無事下山(^_^)v

アクシデントとお土産付き(笑)…で、4つのミッションを達成出来、満足な山行になりました\(^o^)

お山に感謝です(^_^)v

投稿44枚

ご覧くださりありがとう山でした(^_^)v…

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ご苦労様でした。

S_Ogawa さんのコメント...

おもしろい戴けました\(^o^)/…
今回は登山道の無い県境を歩いてみました。
意外と歩きやすくて、歩く人もたまにいらっしゃるようでした。

マイナーな山域もいいものです(^_^)v
ダニ対策入りますが(笑)…