2012年6月9日土曜日

24.6.6 広戸仙 ふるさとコース1114.5m

24.6.6 (水) 晴 広戸仙 1,114m 1人 ↑927 ↓950 12.2㎞ 15,838歩? 行程9:08分

津山7:00⇒声ヶ乢ⓟ8:00→第1展望台8:57→千mベンチ9:55→第3展望台10:29→山頂10:46→東入り口11:36→静かの滝→布引の滝→大岩13:00→せせらぎの滝→シャクナゲの滝→黒姫の滝14:15→広戸仙大滝15:10→姫滝→第2展望台16:04→声ヶ乢ⓟ17:04 

  曇りの予報が続いていたが晴予報が出たので、どこに行こうか思案して、気になっていた広戸仙にする。腰の按配が良くないが、どのくらい歩けるか試すつもりで、ふるさとコース5時間に挑戦してみたい。ゆっくり歩いてのぼり3時間、東入り口まで1時間。5.6時間でふるさとコース、くだり1時間と概算し11時間見れば何とかなると踏む。7時半に登り始め6時半ならまだ明るい。

  7時前に出たが、農道はもうラッシュが始まっていて、意外と時間がかかり、8:00スタートとなる。
難しいようなら頂上ピストンでよいと思って出発する。上り口のポストで、コース図でもあればと開けてみると、登山ガイドが用意してあり、ふるさとコースも詳しく案内してある。
声ヶ乢の登山口
途中で電池切れグリーンの線を歩きました
左下の現在地第1展望台標高は720mの間違?

  東から回って、第2展望台に出るコースを紹介してあるので、自分のイメージしたコース周りで意を強くする。先日泉山で最初に頑張りすぎ、後がしんどかったので、その反省から最初は取り合えずゆっくりゆっくり登っていく。

  第一展望台まで↑200mを1時間かける。850mの第二展望台は寄らず1000mベンチまで行くこととして、↑300mを1時間かけ登ってゆく。汗をかく程ではなく息も上がらない。ベンチでカロリー補給にI先生のピザを戴き 景色を堪能する。

  途中でフタリシズカが顔を見せてくれだす。紅ドウダンも蕾が見られる。ゆっくりシャッターを押しながら登る。山頂まで2時間50分と時間をかけて楽に登った。1人下っていかれる男性と挨拶し、東入り口880mに下る。人にあったのはこれだけだった。
くだりの途中で大きな葉のバイケイソウが目に付く。
コガクウツギ
ノアザミ

ナルコユリorアマドコロ

フタリシズカ


タツナミソウ

鎖場もう少しで千m
花穂が3本のぞいて静よりワイワイ

千メートルまで登ってきました 奥のベンチで小休止
勝北の景色
タニウツギの花が満開
サワフタギ
みんなの後で咲いたイワカガミ
広戸仙山頂
指導票が反対に頂上まで300m
バイケイソウ 背が高い 有毒
東入り口に到着 昼までもう少し歩いておこう

  頂上から50分で東入り口に到着、ふるさとコース4・5時間と書いてある。昼にまだ30分あるのでもう少し先まで行くことにする。静かの滝を過ぎ尾根のくだりでカロリー補給にお握り1個。

  ふるさとコースは全体が広戸仙をトラバーするコースなので斜面に沿ったところが多い。その分高低差は少ないが、登山道は狭く注意していないと路肩が崩れ落ちることがあるようで、踏み違えてずり落ちた跡もある。鹿が崩した足跡もたくさんある。

  布引の滝を過ぎ、大岩の下で13:00時、ここでもお握り1個補給、しばらくアップダウンを繰り返し、せせらぎの滝へいたるルートはくさり場が続きスリルのあるコースとなっている。すぐ続いてシャクナゲの滝が現れるが周辺はシャクナゲの自生地で、たくさんの株が見られるが花は終わっている。

  しばらく登り次の沢には黒姫の滝が待っている。この滝周辺は深山幽谷の沢歩きといった雰囲気で、あたりは苔むした岩と深い森。鹿の鳴き声を聞き、鹿の食べ後を見る等自然を満喫する。登山道以外は人の気配がしない。沢ではミソサザエが囀り足元にはヤマシャクヤクの実がつき始めている。1輪くらいと探してみるが、自分のようにボケた花はない。自然の営みに感心。

ふるさとコースから津川の谷方向
滝山が近い
タニギキョウ
静かの滝を越えて振り返る
登山道は狭い

途中にはコース指導票が丁寧だ

ギンリョウソウ

沢筋は自然が残っている
ネコノメソウ
2つ目の布引の滝

大きな岩がせり出しているこの下を登っていく


サワギク
僕の宝物
鎖場が出てきてスリリング

ダブルストックが邪魔になる でも必需品

がっちりホールドしてくれている

せせらぎの滝 中央の木が石を立てて支えている
支えあっているんだ

シャクナゲの滝 滝を越えるとシャクナゲの群落

途中のガレ場にテッセン?に似た蕾が 花が見たい

鹿に芽を食べられたコガクウツギ

国有林の津山市借用表示
裏表示

桜とブナが寄り添っている
ダム分岐だが進入禁止の指導がある
5つ目の黒姫の滝
シャクヤクは実をつけている
鳥の巣が落ちている中は羽毛の布団が敷き詰めてある
シャクヤクの実 今度は花を見たい


7つの滝、6kmのふるさとコースも黒姫の滝で5つ目3.5km地点である。残すところ広戸仙大滝と隣の姫滝のみである。

14時15分ここまで6時間。後1時間で広戸大滝そして1時間半で第2展望台くらいか、何とか体力も持ちそう。めどもついたので、大滝で少しゆっくりする。

大滝は3時過ぎになった。植林の中を進むと巨岩コースとふるさとコースの分岐が現れる。ここもふるさとコースへの進入禁止の指導があり、巨岩コースへ登っていく、しばらく行くとニリンソウの群落が現れる。2箇所目のご対面だ。写真を撮って次に進む。

このあたりは植林の中を歩くが、最後に広葉樹林に入って、下から登って来るふるさとコースと合流するとすぐ第2展望台の広場に飛び出る。
ここでベンチに腰掛ゆっくりする。あと40分くらい下れば駐車場だ。元気が出る。

9時間かかったがしんどいながらも何とか歩き終えた。写真をとっても名前の分からない?マークの皆さんには申し訳ないが、その内勉強しますのでそれまで名無しのゴンベイで我慢して頂戴。


広戸仙大滝
 

深山幽谷
大滝の横にある水の流れが見えない
ユキザサも実をつけている
ふるさとコースは止めてある 巨岩コースへ登る
巨岩コースで出会ったフタリシズカ
第2展望台が見えた
ふるさとコース西入り口へ帰ってきた
午後4時 日もだいぶ傾いた
後はくだりばかり下りの方が腰に来る
登り始めに見たタツナミソウ
長い山行記になってしまったが、それだけしんどかった記憶です。






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