津山発6:30⇒7:20倉見勝間田高校演習林ⓟ7:31 Ⓗ621m→登山口Ⓗ858m8:52→9:36稜線分岐Ⓗ1,137m9:45→三十人ヶ仙頂上Ⓗ1,171m10:15→10:26稜線分岐10:30→11:30天狗岩Ⓗ1,196m→12:15稜線分岐12:40→登山口13:00→休憩舎13:50→14:23ⓟ
週末に晴れそうなので予てから登ってみたいと思っていた三十人ヶ仙へ出かける。倉見から遠藤区間の林道が舗装されて道路事情が良くなり、津山から50分で駐車予定地に到着する。
タニウツギのあとを追うようにウツギの花が咲いている。一般車進入禁止の看板が掲げられている勝間田高校演習林の林道を登ってゆく。
林道はよく整備され、回りの演習林もとても立派な杉が並んでいる。花を見ながらしばらく行くと、林道の分岐に、天狗岩正面登山道と三十人ヶ仙登山道の分岐が現れる。
演習林宿舎手前の広い路側に駐車 手前の砂利道を西に演習林内へ進む |
ウツギ |
タニウツギは花を終えようとしている |
杉の美林 |
ミズタビラコ |
コナスビ |
林道分岐 正面に指導票 |
左天狗岩 右三十人ヶ仙 白い表示は狩猟禁止猟銃の持込 車両の駐車禁止の表示がある。 |
さらに進むが、林道の分岐には必ず登山道矢印の表示があり迷うような事は無い。道作りがされており、気持ちよくどんどん高度を稼げる。
数回分岐を通過し、1時間半ほどで850m付近の登山道入り口に到着する。ここからは丸太で整備された階段を登ってゆく。
尾根筋を最初は植林、潅木林、笹原と登ってゆくとブナの倒木が道をふさいでいる。ここまで来ると周りの視界も開けてきて、50分で稜線(1,130m)の分岐に着く。
笹原になるあたりでマムちゃんと2度遭遇し、蒸れるがスパッツでガードしていてよかったと思った。
何箇所かには鎖ゲートがあるが徒歩なら脇を通れる。 |
ミョウガ?私はどうも食べるものに見える性がアル |
小学生は学習エリアがあるようだがどんな学習をするのだろう |
那岐山でも見たイチゴのような花このあと稜線でも見かけられた コバノフユイチゴだった |
環境学習総合推進事業エコハイスクールプロジェクトの看板と 休憩舎が整備されている |
ヤマブキショウマ |
ヤマアジサイ |
ヤグルマソウ |
林道分岐には必ず登山道の標識が整備してある 安心 |
林道を上り詰めると登山道入り口にたどり着く |
ツルシキミ去年と今年の実が同居 |
丸太で整備してある階段を登る 感謝 |
ヤブコウジ |
ツルアリドウシ年中赤い実をつけている |
笹は背丈より高いが切り開いてあり日当たりが良い マムちゃんも道に日向ぼっこに出てきている |
沢山の蝶が飛んでいるがこちらもその中の1種 ? |
稜線分岐に到着 このあと三十人ヶ仙へピストンし天狗岩へ向かう |
途中で、ガサガサと音がしてびっくりするが、おそらく鹿がいたのであろう。鹿の足跡が登山道にも残っている。しばらく鹿の足跡と一緒に歩くが、彼らも滑った足あとがある。スズノコ・ナルコユリのエボをかじったあとも見られた。
先日の広戸仙、今回といい鹿の数は相当なものだ。食害もかなりになるだろう。下草ばかり食んでくれれば良いが、植林の皮や、苗木の芽をかじるので林業家の方は頭が痛いようだ。
遠藤越えのコルには丁度門のように2本の杉が迎えてくれる。ここから道は再び登りに向かう。多少のアップダウンがあるがほぼ100mの登りである。
登りにかかると稜線上を歩くようになり、ブナの大木が登りの喘ぎを癒してくれる。途中岩の上に根を張った木や、エンレイソウ・ギンリョウソウ・ナルコユリなどと会い、1時間で1,196mの天狗岩へ到着。目の前に角ヶ仙その向こうに泉山そして天狗寺山から那岐連峰が見渡せる。
写真を撮っていると、お1人登山者が到着される。挨拶し、昼前なので再び稜線分岐まで引き返す。
三十人ヶ仙へ向かう |
ナルコユリが齧られている |
三十人ヶ仙の標柱が見えた |
標柱と3角点 |
4等三角点 1171.7m |
北方向 キラガ・三国・北嶺 |
北東方向 マッコウ |
東方向 五輪原・大ヶ山 |
南 奥にこれから行く天狗岩 |
エンレイソウ |
ギンリョウソウ |
下りは腰に来る、出来るだけゆっくり。小刻みに歩き下ってゆくが休憩も多くなる。ニガナやヤグルマソウなど写真に収めながら、登山口・砂防堰堤横・休憩舎と3度腰を下ろして、腰の緊張をほぐしながら下山する。
ニガナ |
オオカメノキ |
ミズタビラコ |
ヤグルマソウ |
ヤマブキショウマとヤマアジサイ |
トウバナ? |
サワギク(ボロギク)? |
? |
演習林入り口に帰って来た |
駐車場まで下って帰り支度をしていると先程の登山者の方が到着されて、お話を聞く。勝間田の方で那岐山からいつも見る天狗岩へ登ってみたいと思っていらっしゃって、正面登山道を往復されたようだ。
木陰でカフェタイムを取り津山へ下る。 無事に到着できありがとう。
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