2017年9月5日火曜日

2017.8.28~31(月~木) §Ⅱ鳳凰三山(観音ヶ岳2,840m)遠征登山

2017.8.2831(月~木) 八ヶ岳(赤岳2,899m) 鳳凰三山(観音ヶ岳2,840m)遠征登山

§Ⅱ 鳳凰三山(地蔵ヶ岳 観音ヶ岳2,840m 薬師ヶ岳)周回登山
3日目 830() 曇り17℃ 8時間 8㎞ 高度差1,600m 8,886歩?
:0青木鉱泉キャンプ地6:25南精進ノ滝→9:30色ノ滝→11:00鳳凰小屋12:5014:00地蔵ヶ岳14:2015:00鳳凰小屋泊
日目831() 曇り13 7時間 11577m 1,871m 21,758
:45鳳凰小屋→近道5:50稜線分岐→6:20観音ヶ岳6:307:00薬師ヶ岳7:10薬師岳小屋7:307:45薬師ヶ岳→8:40御座石→10:55中道登山口→11:50青木鉱泉キャンプ地13:30道の駅蔦木宿の湯(入浴)諏訪南IC570㎞ 7:0021:00津山 
地蔵ヶ岳のオベリスク
 
登りのログが撮れてません‥(~_~;)


昨日八ヶ岳美濃戸からルート20号を韮崎市まで南下、途中にサントリーの白州工場があった。夜は青木鉱泉でお湯に入り夕食のレトルトカレーでテント泊。
で、今日は3日目の朝、3時30分、これからパンと野菜サラダで朝食を戴き、ドンドコ沢を登り、6時間半の予定で鳳凰小屋を目指します。
 
ドンドコ沢入口

工事中

右岸のう回路

再び渡渉し左岸へ
テントを撤収。60Lのバックパックを22Lに替え、身軽になって4:45分出発。沢沿いの広い登山道をしばらく登ると、工事現場が現れ人感センサーが登山者を感知し音声案内。沢を渡る迂回路に誘導される。少し上流で再び堰堤の下を渡渉し、登山道へ復帰する。
マルバダケブキ

モミジガサ

モミジハグマ
休憩ベンチとケルン

そして、最初のチェックポイント南精進ノ滝を目指す。途中マルバダケブキ・カニコウモリ・モミジガサ・モミジハグマなどが見られた。目的地が近づくと、休憩ベンチが併設された東洋大ワンゲル部のケルンが現れた。歩き始めて早2時間、6時半だ。
南精進ノ滝

滝壺
ちょっとだけ稜線が見えた

サラシナショウマ

鳳凰の滝はパス

南精進ノ滝は2段の滝、間にある滝壺が印象的な滝です。サラシナショウマ・ハンゴンソウを確認、ガスの中一瞬稜線が望める沢筋もあった。鳳凰の滝はパス。さらに上を目指す。
崩壊地 自己責任で横断すれば1分 高巻けば5分(~_~;)
740分今度は崩壊地が現れた。自己責任で横断している足跡もあったが、我々はロープに沿って上側を高巻く。急斜面につけられた登山道は、滑落しそうなところも多く気が抜けない。
大磐座

白糸滝
次に現れたのは、大岩の磐座。下にテンパクできそうな空間が広がっている。また頑張ること1時間。今度は急な沢に出た。ガスが掛かってよく見えないが、近くに白糸滝と表示があった。
レイジンソウとキツリフネ

五色滝前

ハンゴンソウ

ホソバトリカブト

滝と花株

五色滝



9:20分、4っつ目の滝五色ノ滝入口に着いた。瀧見のドンドコ沢コース最大の滝、70mの落差を1度バウンドして落ちている。連れは入り口で眺めている。管理人は画像が欲しく、急斜面を全景が見えるところまで下りてみた。

滝の壁面にピンクの塊が2か所、よく見ると花株のようだ。足元にもお花畑が広がり滝のしぶきが花を育て、ホソバトリカブト、ハンゴンソウ、タカネビランジ等が競って咲いている。
緩い沢を登る

タカネビランジとヤマハハコ


ミヤマコゴメグサ

サルオガセ

滝から少し登ると尾根に乗り、傾斜もゆるくなってくる。小尾根を越え高度30m程下ると再び沢筋に出た。ゆる~い傾斜の沢筋は鳳凰小屋が近づいた印。ここでも花たちが歓迎してくれる。

ヤマハハコ・コゴメグサ・タカネビランジ・サルオガセ等を観ながら30分ほど気持ちよく歩くと鳳凰小屋到着だ。1050分、6時間の登りでした。
鳳凰小屋の花図鑑Ⅰ

鳳凰小屋の花図鑑Ⅱ

鳳凰小屋の花図鑑Ⅲ



小屋前で寛ぐ

小屋番さんがお疲れ様と歓迎してくださった。早速受付をしてくださり、部屋へ上がりますかと聞いてくださった。まだお昼前、気持ちのいい前庭でお弁当のおにぎりを戴くことにした。

いかにも山小屋らしいこじんまりした小屋は自分好み。手入れが行き届いた岩の庭がある。小屋番さんがホウオウシャジンとタカネビランジを教えて下さった。
ホウオウシャジン

タカネビランジ

ヤマハハコ



ヤナギラン



ホソバトリカブト



庭の向こうに沢、その崖上に水場が張り出している。沢の周りも花畑、ちょうどヤナギランがたくさん咲いている。向こうの沢の駆け上がりにタカネビランジ?の株が咲いている。深山の庭園だ。

今日はここで荷を解く予定。ポケットのバーボンを一口 至福の一時・・・\(◎◇◎)//
ゆっくりしていると、連れが明日の天気が心配だし、今日のうちに地蔵ヶ岳に往復しない?という。休んだのでまた歩けそう。では、という事にして、13時からオベリスクを訪ねることにした。
砂の登山道

ミソガワソウ

セリバシオガマ

ななかまどの紅葉



矮性 ミヤマグンナイフウロ



賽の河原



鳳凰小屋の標高は2,382m地蔵ヶ岳は2,764m380m程登ることになる。約1時間の登り、往復すれば2時間半くらいだろう。再出発してしばらくは樹林帯が続く。200m程登ると森林限界、花崗岩が風化した白砂の積もった登山道になる。地蔵ヶ岳名物の流砂の登山道だ。

先を登る登山者が足元の砂で難儀されている様子。踵からしっかり砂を踏み込み、足場を作りながら確実に進む。30分ほどで賽の河原に到着。目の前にオベリスクの岩峰がそそり立っている。

左上方に登山者

賽の河原からアカヌケ沢の頭を望む

明日目指す観音岳

岩峰の下まで登り記念撮影、ちょうどクライミング中の登山者が小さく見えている。晴れていれば周りの眺望がすばらしいだろう。今日は雲がわいて眺望は無い。残念(◞‸◟)

ミソガワソウ、矮性のトリカブト、ミヤマグンナイフウロ、そしてホウオウシャジン・タカネビランジが観られた\(^o^)
鳳凰小屋定番カレーライス

キバナアツモリソウの葉

明日登る観音ヶ岳を見ながら流砂を堪能、15:00に小屋へ戻った。夕食は定番の小屋特性カレー。17時前には呼んでくださり、お代わり自由の夕食が始まる。今日の泊りは10人ほど。たまたま北海道弁を使うご夫婦がおられ、少しお話が聞け北海道時代が懐かしかった。

明日の朝食とお昼のお弁当を受け取るとあとは寝るだけ。19:00時には・・・(-_-)zzz
稜線手前のナナカマド

縦走路に合流

4日目の朝、8月最後の日。3:30分起床、そっと小屋を出ます。外のベンチで朝食。
4:45分小屋を出発です。水場の横から沢を渡って近道へ取付き、梯子を登り観音ヶ岳へ直接アプローチ。

1時間ほど登ったところで赤抜沢ノ頭から登って来る縦走路へ合流し、ここで夜明け。赤抜沢ノ頭は早川尾根からアサヨ峰を通って仙水峠へ至る南アルプスの縦走路。途中の白鳳峠から下れば、広河原へも通じている。甲斐駒へ登った時に通った仙水峠が懐かしい。
稜線で夜明け

青空が出た


what … (。´・ω・)?

トウヤクリンドウ

コケモモの紅葉が始まった



先へ進もう。目の前に岩稜帯が登っている。岩の間に咲くタカネビランジを観賞しながら登って行くと、コケモモが紅葉し始めている。30分ほどで観音ヶ岳に到着。鳳凰三山最高峰2,840.7m2等三角点「観音岳」が埋標されている。

2等三角点観音岳

ナナカマド タカネビランジ トウヤクリンドウ

山頂で2人の登山者に朝の挨拶。途中も数人のパティ―とすれ違った。この先の薬師岳小屋が新築されて、今月新築オープンだったようで、お泊りの方が多いのだろう。

その先は、連れと贅沢な朝のお散歩。2700mのなだらかな稜線を30分で薬師ヶ岳へ到着。そして、少し下った薬師岳小屋へ寄ってみた。創業44年目で826日、5日前の新築オープン…\(^o^)/オメデトウ
稜線の散歩道





薬師ヶ岳到着

薬師岳小屋 新築オープンおめでとう

お祝いショットを戴いて薬師ヶ岳ピークへ戻ります。下りは中道ルート、登りと違い尾根下りが長~いコースです。気持ちいシラビソやコメツガの針葉樹の尾根を快調に下り、820分、50分ほどで御座石2,400mに下った。
ダケカンバの大木


タカネヒゴダイ

薬師岳小屋を俯瞰

紅葉が始まったコケモモ
こんな森を下ります

タマゴタケ (食)


御座石

小休止し、1時間半下りを頑張り林道跡を横断、標高1600m地点だ。さらに下ること45分谷底へ降りた1,270m位だ、水場があり、顔と手を洗う。
茸3兄弟





幽玄な下山路

林道跡横断地点 1600mまで下山

水場へ下山 1,270m地点

歩きやすくなった林道を下ると、廃屋が23軒ある場所に着いた。大昭和山林部と書いた大きな廃屋が印象的、もうすぐ森に埋もれるのでしょう。たぶん大昭和製紙がパルプ原料を確保するため植林作業をしていた宿舎の跡だろう?

中道登山口

ここが中道登山口。車が数台駐車できる。
青木鉱泉40分と指導票にある。薬師岳4時間30分は訂正されて6時間30分となっている。因みにヤマケイの標準タイムは4時間50分だ。下りの標準は3時間10分、我々は3時間30分掛かりました。

小武川沿いの林道を3㎞下り小1時間歩いてやっと青木鉱泉へ無事に帰着。
駐車場に室蘭№の車が駐車していたので、多分昨夜お話ししたご夫婦だろう・・(^◇^)
ソバナ

メタカラコウ

今回の遠征、体力はそれほど消耗せず、足の浮腫みもほとんど出なかった。
八ヶ岳は噂通りテクニカルなコース。鳳凰山のドンドコ沢コースは急登や危ないトラバースとテクニカルだったが景色はよかった。中道ルートは森林が奇麗な体力勝負のコースだった。
剣山で見て以来でした。感激‥\(@_@)/‥剣山のレンゲショウマ

どちらのお山も曇って眺望はなかったが、花や茸、滝や森と自然がすばらしい山行でした。再訪してみたいお山、2座になりました。・・・(*^^*)

投稿94枚
最後までお付き合いくださりありがとうさんでした

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

雲取山・甲武信ケ岳でお逢いした山田です。八ヶ岳・鳳凰三山の山行記録を懐かしく拝見させていただきました。赤岳は天候が悪く残念でしたが、鳳凰三山はドンドコ沢コースの名瀑の数々とホウオウシャジン・タカネビランジを筆頭にその他の高山植物と出会え素晴らしい記録を有難う御座いました。小生もその後のビッグ登山で(9月4~5日)家内を連れて蝶が岳(北ア)に挑戦して来ました。深夜の満天の星、ご来光見物の後、左に穂高岳~槍ヶ岳、右に安曇野を覆う一面の雲海を見ながらの雲上散歩の感動を体験して来ました。現在は心地良い筋肉痛を味わいながら次の予定を思案中です。又の山行記録楽しみにしています。

S_Ogawa さんのコメント...

Y様こんにちは、コメントありがとうございます。
蝶が岳奥様とご一緒の登頂、おめでとうございます。
\(^o^)/
お天気に恵まれ、素晴らしい眺望を堪能されたんですね。
よかったです。

我々もぼちぼちアルプスの岩峰に挑戦してみたいと思います。
次回は室堂から立山周回・奥大日岳ピストンを計画しているところです。

紅葉狩りが楽しみですね、
またどこかでお会い出来る事、期待してます。(^_^)v

追伸
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