2018年5月30日水曜日

2018.5.24・5(木金)九重連山周回(1,791m)九州遠征§Ⅰ

2018.5.24・5(木金)九重連山周回(1,791m)九州遠征§Ⅰ


☀  19℃ ↑1,386m ↓1,350m 19.9㎞ 27,367歩 11:30分 2人


4:00⇒560㎞⇒11:50長者原登山口Ⓟ12:00→13:40雨ヶ池→14:50法華院温泉
テンバ泊 5:30→5:55鉾立峠6:00→7:20白口岳7:25→8:00稲星山8:05→
8:40中岳8:45→9:00天狗ヶ城9:05→9:50久住山10:00→10:25久住別れ11:05→
12:30牧ノ戸峠12:40→13:45長者原Ⓟ14:30⇒阿蘇市坊中温泉⇒
17:00阿蘇坊中キャンプ場泊
ミヤマキリシマ咲き誇り 山くれないに大船の 峰を仰ぎて山男 花の情けを知る者ぞ♪




5月遠征実行、九州の三っつの百名山を目指しました。
2018年遠征始めは、ミヤマキリシマを訪ねて九重連山からスタートです。
湯布院の街から見上げる由布岳


例のごとく深夜割引時間帯の早朝4時出発、600㎞先の大分県久住高原を目指し
ます。連れと交代で運転しながら、途中湯布院で見上げた由布岳はすでにミヤ
マキリシマで紅に染まっている。麓で買出しを済ませ、長者原登山口へ向かう。



坊がつる賛歌石碑

筑後川源流の碑


昼前に長者原登山口へ到着。早速支度して最初の目的地法華院温泉を目指して
入山。登山口には筑後川源流の石碑が建つて、目前の草原には木道が伸びてい
る。千m付近に広がるタデ原湿原だ。そして、向こうに九重の山々が峰を競っ
ている。
タデ原湿原を進む

木道のハルリンドウ

登山届投函


高原の木道を歩くと最初にハルリンドウが迎えてくれた。(^^♪…木道から山道
に進入するが、まずは入口の登山ポストへ登山届を投函。


新緑の中を、雨ヶ池を目指して緩やかに登って行く。昼から登山で、下って来
る登山者がほとんどだ。一度休憩を入れ視界が広がって来ると1300m付近、
ミヤマキリシマがポツポツ現れてくる。
新緑を緩やかに登る





小ぶりの花は1輪では目立たないが、たくさんあると木全体がピンクに輝いて
いる。先の景色が楽しみ(^^♪…。歩き始めてほぼ1時間1350m付近にある
雨ヶ池に着いた。


ハルリンドウの群生


干上がった雨ヶ池は、自然庭園のようだ。岩を所々に配置し、それらをミヤマ
キリシマが取巻く。借景が九重の峰々そして池の底はハルリンドウの群生だ。
スバラシイヽ(^o^)丿…


雨ヶ池から坊がツルへ、道は三俣山の山腹をトラバース気味に下って行く。少
し泥濘があるが快適な下り、草原になると坊がツルだ。見上げる平治岳は山頂
部分がピンクの花壇…わお~(^o^)/
平治岳


九州自然歩道の坊がツル説明板とラムサール条約湿地説明が並んで立っている。歩き始めて2時間半経過、目前に法華院温泉の屋根が見えてきた。
法華院温泉が見えた

ヘリコが来た


丁度草原は若葉がそろい、サワオグルマの黄色の花が最中。坊がツル野営場に
は色とりどりのテントが立ち、明日登る白口岳の急登が正面に見えて来る。


テンバから法華院温泉と三俣山
三俣山の影が伸びて来た

ベニドウダン
シロドウダン
飛行機が2基飛んできた


13㎏のバックパックが重く感じ始めて来た頃、天場に到着した。歩き始めて2
時間50分、今日はここでキャンプ。テントを設営し法華院温泉のお湯に浸かり、
湯上りビールでグビ―と乾杯。あては目の前の平治岳のミヤマキリシマだ。
坊がつる賛歌の世界を目の当たりにし、感動を枕に(-_-)zzz
鉾立峠を目指す奥は白口岳

鉾立峠到着

峠から三俣山


さて、翌日は4時起床。朝食を済ませ、出発は5:30分。鉾立峠に向かいます。
ミヤマキリシマが咲く登山道を、少し軽くなったバックパックを背負い快調に
登って行きます。


約20分、先に出発されたご夫婦と入れ違いに鉾立峠に到着。休憩していると、
おひとり反対側へ登って行かれた。峠から白口岳までが今回の核心部。標高差
350mの急登が続きます。
ミヤマキリシマイワカガミコラボ

鉾立峠と奥に大船山

サラサドウダン

坊がつる・鉾立峠を俯瞰

鉾立峠上のミヤマキリシマを俯瞰


三俣山のミヤマキリシマ

坊がつるを背にあと一息

白口岳の眺望

白口岳登頂 ともに登ったご夫婦に撮っていただきました。ありがとうございます。


三俣山のミヤマキリシマが癒してくれる中、息を切らせて80分の辛抱。白口岳
山頂で前後して登ってこられたご夫婦に、この山行唯1のツーショット写真を
撮っていただいた。
白口岳から坊がつるを挟んで左に三俣山 右に平治岳

白口岳から左側に稲星山 右側に中岳


次に目指す峰が稲星山1,774m、三つ目の峰が九重の最高峰中岳1,791mだ。
中岳から火口湖の見える天狗ヶ城1,780mへ縦走し、再び鞍部を経て五つ目の
ピーク久住山1,786mを登る。

久住山を望む

奥の双耳峰が由布岳手前は平治岳

中岳から稲星山を振り返る
中岳登頂

中岳山頂が見えた

中岳から左側が久住山 星生山 天狗が城

天狗が上から稲星山を望む
中央に石室が見え名もない丘に遭難碑

天狗ヶ城下の鞍部から久住山の稜線を望む


久住山から三俣山 天狗ヶ城

久住山登頂
1等三角点「久住山」1786.5m

九重別れから三俣山

久住山のミヤマキリシマ
久住山で今日の打ち止め、9:50分、歩き始めて4時間半だ。小休止してカロリー
補給。この峰からもミヤマキリシマの峰々が奇麗に見えた。

久住別れ

避難小屋で昼食


学習登山のご一行
連れもこのピンクを意識したのか、ピンクの衣装です。来た道を引き返し途中
小火口鞍部から九重別れへ下り、避難小屋で少し早いお昼にします。
昼休憩をして外へ出ると赤い体操服の一団が下って来る。高校の登山学習の様
で100人くらいの団体さん。アレを登って帰るのだと勘違いをしてしまった。
星生山の麓を下る

牧ノ戸峠駐車場が見えた

長者原が見える
 予定はさっき通った九重別れから諏我守越へに下る予定だったのだが、間違え
た。星生山の麓まで来てGPSの予定ルートから外れてしまっていることに気が
付いた。牧ノ戸峠へ下っている。


しまった(^-^;…連れに言うと、引き返す>^_^<?… (´-`).。oO思案してその
まま下ることにした。牧ノ戸峠から長者原まで歩いても3・4㎞だ。


登山者も沢山登ってこられるので、心強い。運が良ければバスもある。なので、
二人でずんずん下り、牧ノ戸登山口へ12時40分に下山した。11時10分九重別れ
避難小屋から下り始めて1時間半で下ってきた。


牧ノ戸峠駐車場

九州自然歩道 長者原歩道入口


ギンリョウソウ

3.5㎞緩やかに続く歩道

長者原へ無事下山 阿蘇へ移動だ




峠へ下り県道を渡るとそこが九州自然歩道、長者原への遊歩道入口だ。長者原
へ3.5㎞の表示がある。後1時間ほどで下山出来るでしょう。( `ー´)ノ…


遊歩道をテントを背負ってテクテク下り、途中でギンリョウソウなど観察しな
がら13時45分、長者原へ帰った。

4月28日に開店したモンベルのお店へ寄り、ソフトクリームで九重登山無事下山
を慰労。綺麗だったミヤマキリシマの思い出を土産に次のキャンプ地、阿蘇
坊中キャンプ場へ移動した。

§1久住山登山 投稿70ご覧くださりありがとうさんでした
引き続き§Ⅱ阿蘇編もご覧ください。

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