2018年5月7日月曜日

2018.5.06(日)三国山北嶺 サンカヨウ観賞登山(1,251m)

2018.5.06(日)三国山北嶺 サンカヨウ観賞登山(1,251m)


☁☛小雨  15℃ ↑784m ↓791m 19.8㎞ 30,577歩 9:01分 1人


6:50⇒7:40山王谷第2林道Ⓟ7:50→10:20登山口10:30→12:30三国山北嶺山頂13:00
→14:30登山口→16:50駐車地Ⓟ17:00⇒18:10着


ゴールデンウイーク最終日、明日は天気が崩れそう、で、今日出かけることに
して、さてどこへ(^^♪…




そうだ、三国山へサンカヨウを見に行こう・・・\(^o^)/
ルート482号で辰巳峠を越えて佐治谷を下り栃原から山王谷第2林道へ進入し
ます。
がけ崩れで通行止め 
歩く覚悟をする

コンロンソウ(アブラナ科)

カキドオシ



タニウツギが咲きだした

駐車地を後にする


入口に看板、アレ?・・・・何か書いてある。この先200mがけ崩れの為 通行
止め。・・・・ま、時間も有るし歩くか( `ー´)ノ。
往復16㎞林道を歩く事にした。


がけ崩れは、舗装が途切れる地点から数十メートル先で道をふさいでいた。斜面
の途中に大岩が乗っている。岩が崩れ、斜面の大木と共に道路に押し出してい
る。


車をUターンし路側に止め、早速支度して8時前に歩き始めた。
この林道は標高500m付近から山王谷西側の山腹をトラバースしながら北へ向
かって伸びる長い林道だ。辰巳峠からギラガ仙へ向かう県境尾根の東側の斜面
になる。
佐治川ダム上流のキャンプ施設 たんぽり荘の屋根が見える

山王谷国有林表示 
この先に山火事注意の啓発幕がある

最初の滝が現れた

今年の冬の爪痕がそのまま残っている

対岸に高鉢山が見える

2つ目の滝が現れた

道の下に土砂崩れの跡


大きくジグザグに三国山北嶺登山口まで、谷を超えていく。登山口には山小屋も
あって、登山者もたくさん訪れる林道。地図で見ると途中まで県道になってい
るらしい。いずれは道路整備もされるだろうが、生活道路でないので後回しに
なっている。


緩やかに登って行く林道歩きは次々と状況が変わり、広葉樹林の芽吹きや、植
林の薄暗い木陰。滝・岩盤の道・砂利道ゃ泥道、沢になって水が流れているところ
など次々変化する。


カーブを回るたびに景色が変わって次はどんな景色なのか、目指すお山はまだ
見えないかと期待しながら奥へ、奥へ進むが、8kmは早々簡単には終わらない。
高鉢山がはっきり見えた 手前が昇る尾根

目指す三国山がやっと見えて来た

山小屋に到着 ここから登山道へ取付く


山歩きを始め数年になるが、一歩が無ければ目的地には着かない。どんなに長
くても1歩進めばその分目的地へ近づいていることを体が理解してきた。
車は4・5台止められる

ブナ林の説明板




途中で花を観察、ワラビ摘み・ウドやフキを探したりしながら、気を紛らわせ
進むこと2時間半、やっと登山口に到着した。ベンチに腰掛け小休止だ。
階段の登山道

ニシキゴロモ

イワカガミ

シロバナイワカガミ

ブナの新緑の向こうが山頂

ツクバネソウ

エンレイソウ


これからが今日の登山、三国山への急登が始まる。往復4㎞の登山道だ。
丸太階段に取り付くと、早速白花ニシキゴロモ・ツクバネソウ・ユキザサ、そ
してイワカガミのピンクの花が迎えてくれた。



休憩ベンチへ到着
山腹を登って行く

スズダケの向こうに山頂が見える


20分程で途中の休憩ベンチへ着いた。山頂へ1.6㎞の指導票がたっている。一息
ついて次へ進もう。少し下って再び丸太階段を登ると視界が開けてきた。スズ
ダケ越しに目指す山頂部が見えてきた。

サンカヨウの谷 クリックで2017.5.12のサンカヨウの谷


まだ蕾のサンカヨウ



V字に渡渉 


もう少しでサンカヨウの谷だ。今年も残雪が残っていた。昨年は残雪に埋まっ
て先へ進めず、ここで折り返した。今年は地面が見え名物の斜め階段も見えて
いる。大きなブナが倒れて、登山道を塞いでいる。


下に降りてどっこらしょっと倒木を超えていく。サンカヨウはまだ蕾、上の良
く陽が当たる株は咲いている。雪崩痕の岩盤を慎重にトラバース、V字谷の階段
を通過する。


次の渡渉もけっこうスリリングなⅤ字階段を通っていく。滑っても大して落ち
ることはないのだが、それなりの緊張感はある。
2つ目のⅤ字渡渉 ここは残雪の上を渡った

カタクリが残っていた

ブナ林へ進入


ここを過ぎると稜線のブナの森に入って行く。積雪期おんばら三国山から北嶺
へ向かうコルだ。コルでお昼を準備して山頂でお昼の予定。今日のお昼はα米
のドライカレーを用意した。


心地よい新緑のブナ林を歩くこと20分、山頂へ到着。12時半だ。
天気下り坂、風が出てきた。眺望を楽しんで早々に食事を済ませ、下りへ向か
う。
山頂が見えて来た 冬は一面の雪原になるところだ
クリックで冬の雪原

山頂到着 12:22

1等三角点「三国山」1251.8m
先日訪ねた鷲峯山とゴーロの山並み 奥に湖山池も見える
高鉢山の向こうに扇ノ山・氷ノ山の山影


那岐連山の山影

大山の山影

来た道を快調に下り、途中の休憩ベンチまで下山したら、ピッとGPSの電池残
量低下警告。電池を替えるのも面倒、そのまま下ることにする。

カタクリの実

イワナシ

サンカヨウの谷が見えて来た

山頂方向を振り返る

サンカヨウの芽

サンカヨウの谷を下から見上げる

ミヤマカタバミ

登山道の檜門

登山口へ降りて来た


14時30分登山口へ降りて一息つく。まだ8㎞の林道下りが残っている
…( `ー´)ノ


長~い林道も一歩踏み出さないと帰れません。よろよろしながら頑張って下り
ます。股関節が悲鳴を上げて来た。出来るだけ歩きやすい所を選んで歩きます。


下りは谷を超えるごとにまだかな~まだ着かないかなー、そんなに甘くはない
だろうと自問自答が続いた。林道入口付近の山火事注意の啓発幕が来たときは
やっと着いたと自答した。
滝まで帰った

駐車地が見えた\(^o^)/


カーブを曲がって愛車が見えたときには雨も本降りになっていた。17時到着だ
8時からちょうど9時間の行動時間でした。ヤレヤレ(#^.^#)

今回も無事下山できました。お山の神様(人''▽`)ありがとう☆

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最後までご覧いただきありがとう山でした

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