2020年1月7日火曜日

2020.1.6(月) 大王山(434m)周回&ウネ山(338m)周回


2020.1.6() 大王山(434m)周回&ウネ山(338m)周回
/☁ 0℃ 1↑654m ↓754m 9.5km 5:4014,165

津山8:159:20和気密厳寺登山口9:4310:21鐘楼跡分岐10:45→大王山11:00→大王池11:2611:45登山口12:2512:50王子コミュニティーハウスⓅ12:55→王子三号古墳13:12→月の輪古墳13:43→ウネ山14:07→舗装路出合14:28→月の輪郷土資料館14:58→王子コミュニティーⓅ15:20津山16:00 
佐伯大橋付近から望む大王山



年明けから小春日和が続いたが、1昨日と昨日は多少冷えて山沿いは雪が降っていた。
今日も朝方は冷え込んだが、日中は暖かくなる予報。
暮れから引き続き、岡山の山百選のお山に出かけました。

今回は、前回時間切れで未登となっていたウネ山と、旧佐伯町の大王山を目指します。何れも、県指定の月の輪古墳、町指定の密厳寺跡がある文化財のあるお山。
ウネ山は中国自然歩道が通るお山で、前回登った大芦高原から真木山へ向かう道に繋がっている。


大王山は少し南に下るが、吉井川を隔てて西に聳える。密厳寺跡は旧佐伯町の文化財、合併で和気町の史跡になっている。訪れる人もなく、ほとんど藪山になっているらしい。

密厳寺跡登山口

ガレた登山道

8時過ぎに柵原から和気に向け県道を下ります。先月周回した大芦高原の下を過ぎ、和気町(旧佐伯町)矢田で吉井川を渡り、少し堤防を溯る。狭い集落道を宇佐八幡宮へ向けて登り、神社裏の養鶏場上手の墓地前をイヤガ谷へ向けて道なりに進入する。

猪除けのゲート跡があるが、予想外に解放されており、車で密厳寺登山口まで登れた。
登山口へ駐車し、時間に多少余裕が出来たので、入り口の藪を少し刈ってみた。

谷間の登山口だが、南へ開けて陽射しがあって明るい。岡山空港へ向かう飛行機が低空飛行で通過していく。支度し、945分出発だ。
左俣へ進む

傾斜が緩くなる

藪に覆われた沢を渡り、ガレた沢筋が登山道だ。足元に注意し5分ほど登ると、二股の沢になる。左俣にテープナビがあり、迷うことなく左へ進む。

時々階段跡かと思われるガレ場を登って行くと、緩くなった傾斜地に段々となった平地が点在し始める。この辺りが密巌寺跡かも知れない?。地形図とルートを見比べて、適当な場所で鐘楼跡と思われる支尾根に取り付き、尾根筋を登る。
尾根に取り付く

主稜線の道跡へ合流
 尾根筋にも幾段か平地が現れるが、鐘楼跡は解らないまま主稜線の古い道跡と合流した。1018分だ。すぐ上手に谷筋から登って来たテープナビが現れ、小さな鐘楼跡→の標示がある。
テープナビが登ってきている

鐘楼跡→標示

登って来た道を振り返る 鐘楼跡方向

鐘楼跡は、登って来た道筋に有ったのだろうが、確認出来ず仕舞いでした。体も温まりここで休憩、1枚脱ぎ水分とカロリー補給する。20分程休憩しそのまま稜線を辿り登って行く。道跡とテープナビはあるが。最近の登山者の形跡は全く見当たらない道だ。マニアックな道で満足々々(^_^)v・・・
 
進んでいく主稜線方向

山頂三角点到着 

山頂ログ

山頂広場

時々倒木や、立ち枯れた松の大木が見られる。藪というほどではないが立ち木に埋もれかけた山道を進むこと15分。11時に山頂三角点へ到着した。登り始めて1時間15分でした。しばらく休んでそのまま直進する。
大王山標示を振り返る 奥が山頂

向こうは高星山だろうか?
作業道跡へ出た

道は下りはじめ尾根の下降点に大王山→の小さな標示があった。下りもテープナビを頼りに下って行くと、10分ほどで古い作業道跡へ飛び出した。作業道に乗り5分下ると大王池の土手に出た。
 
大王池の土手へ出た

広島へ行く飛行機?

土手に続く舗装路を下る

池の土手を通って、イヤガ谷を登って来た舗装路に合流した。土手は綺麗に草刈りされ、ここまで車で来られるようだ。後はこの舗装路を15分程下って行くだけだった。1142分駐車地へ下山。ほぼ2時間の周回でした。車で登山口まで登れたので、ちょいの間周回になった。^_^;・・ ガレた道やルート探索など結構楽しめました。
駐車地へ帰還

登った方向を振り返る

車が10台は駐車できるだろう登山口でお昼だ。ゆっくり、ニンニク入りみそラーメンにササ蒲鉾・絹サヤえんどうをトッピング・・・美味しゅうございました、当然カフェも戴いてから移動。

昼から前回確認しておいた、王子コミュニティーハウスへ到着。12:58分再び王子神社参道登山口をスタート、ウネ山を目指します。
王子付近から望むウネ山



神社へお参りし、横の新しい作業道を登り、尾根で下からきた送電線巡視路と合流。しばらく行くと古い道の分岐が現れた。ここから忠実に尾根を辿る。巡視路が時折現れるが、あくまでも尾根筋にこだわって登る。
王子神社参道意を進む

神社鳥居を潜る

13:12分王子3号古墳の標柱が現われた。古墳はシートが掛けられ深い穴が隠されている。最近発掘されたようだが標柱は古い。

王子3号墳標柱

発掘跡を覆うシート
深い穴だ

さらにいくつか小ピークを越えると、開けた尾根の鞍部に出た。ここも作業道が登ってきている。前方に雪をかぶった那岐連山から後山がよく見える。南東には大芦高原も見えている。
展望地へ出た

那岐連山が見える

吉野川から大芦高原

那岐連山は白く見える
ん、何だ? 古墳かナ

作業道を横断し、さらに尾根筋を巡ること5分、前方に小高く芝生の丘が見えてきた。え、もう月の輪古墳なの?(^^)・・・
丘に上がると、まさしく月の輪古墳でした。ちょっと拍子抜けだ。
月の輪古墳かな ワクワク(^_^)v

月の輪古墳だ\(^o^)/

方形区画の葺石

東の眺望

南の眺望






男女の甕棺が仲良く埋葬されていたようだ

月の輪古墳頂上部の全景

歩き始めて40分ほどしか登っていない。予定ではここまで90分だったのだが(@_@)
確り古墳見学し、ウネ山へ向かう。山道を歩こうとして少しルート探したが、山頂方向へ進む自然歩道へ出た。
休憩広場

古墳へ登る道



自然歩道の三叉路指導標

自然歩道の3叉路は、来た道と月の輪郷土館と吉ヶ原に分かれている。ここは吉ヶ原へ向かう自然歩道へ進む。道は登って行き、県が捕植した松の造林地との境界を進んでいく。しばらく進むと再び自然歩道の指導票が立っている。休憩ベンチもあってハイキングルートだ。
自然歩道の指導標

境界土塁の上を行く

突然現れたウネ山山頂

ウネ山3等三角点

そして突然、ウネ山の表示が現れた。ウネ山登頂です。三角点の周りに休憩ベンチ。周りは雑木林が取り囲んで、眺望は無いが落ち着ける空間になっている。しばらく休憩後下りに向かう。
ウネ山山頂ログ

落ち付ける雰囲気の広場

自然歩道の休憩ベンチ

三叉路まで帰ってきた

飯岡へ下る舗装路へ出た

下りは来た道を三叉路まで帰り、郷土資料館へ向かう道に入る。しばらく下って、舗装路に出た。2㎞下ったところが旧柵原町飯岡(ゆうか)小学校跡地、隣に月の輪郷土館が立っている。施錠されており、見学は届け出が必要だ。

舗装路の自然歩道を下る

イノシシゲートがあった

飯岡に下ってきた

飯岡郷土館

自然歩道の説明板

自然歩道案内 月の輪古墳で歴史を学ぶ道
大芦高原ハイキングの道

ここから集落道を吉野川沿いに2㎞程遡り王子の駐車地へ15:20分無事帰還した。ウネ山周回2時間半でした。
飯岡集落からウネ山方向を望む

王子コミュニティーハウスへ無事帰還

令和2年、明けて最初の登山は岡山100選のお山2座でした。史跡・山頂・三角点探訪と今日も楽しい山歩きになりました。お山に感謝(^^)・・・・

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最後までご覧くださりありがとう山でした(人''▽`)ありがとう☆

1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

岡山百選のお山、大王山とウネ山散歩に、面白い戴けました。
(人''▽`)ありがとう☆ございます。
大王山は訪れる人が少ない感じでした。
一方ウネ山は県下に誇れる古墳があり、沢山の人が訪れているようでした。