2015.10.2・3(金・土) 大台ケ原山・大峰山W登山
2日目八経ヶ岳・弥山
起床3:30和佐又山キャンプ場5:00⇒169・302号 20km⇒6:20行者還トンネル東出口6:35→7:55一の峠8:05→8:29西口登山道出合8:40→8:53弁天の森→9:24聖宝の宿→10:25弥山小屋→11:00八経ヶ岳→11:20弥山小屋→11:55弥山→12:00国見八方睨→12:39聖宝の宿→13:02弁天の森→13:18西口登山道出合→13:43一の峠13:53→14:35駐車地14:45⇒285km 5時間⇒津山19:50
天候 晴れ 8℃ 8:00分 約13.3㎞ ↑1,230m↓1,272m 21,913歩 2人
|
苔むす森と八経ヶ岳 |
|
ログスタート地が支尾根上になってしまった |
和佐又山キャンプ場で目を覚まし、外に出ると満天の星空、出発時の登山天気では朝方風雨マークだったが、天気は心配なさそう。大分冷え、手が冷たく感じる。
ヘッドランプを点け朝食を済ませ、テント撤収。5時前まだ暗い中を出発。169号へ下り、和佐又トンネルを抜け5kmほど下って、302号へ右折する。此処から10kmで行者還トンネル東口に着く。
|
日之出 |
|
東口 |
|
ロープを跨いで朝日の中を出発 |
途中で夜明け、停車して日の出を待つ。日之出が6時5分。トンネル東口まで登ってからでも充分間に合ったのだが、日之出が見えるロケーションかどうか分からず見えるところで駐車した次第。実際はトンネル東口からでも見えた。
駐車地は302号線の路肩で、4・5台が限度。すでに先着の埼玉ナンバーの車が1台止まって支度をされておられる。挨拶し我々も仕度する。
|
此処からでもご来光が望めた |
|
荒れた林道脇の登山口 |
|
支尾根の指導標 まだGPSログのスタート気づいてない |
谷に沿って荒れた古い林道を下って行くと、山側に日本語とローマ字で書かれた指導票が落ち、古い木の階段が登っている所が登山口だった。少し登ると、道はトラバース道になりやがて支尾根に上がる。此処にも同じ様な古い指導票が立っている。
|
尾根にある目印の 助け合いの大株 |
|
下りのためのガイドロープ |
急騰の尾根道は2度ほど急登を繰り返し、さらに上の支尾根に乗る。此処にはロープが張ってあり、下りの尾根筋を誘導してくれている。さらに喘ぎながら上を目指して尾根筋を詰めると、風倒木にさえぎられた迂回路や岩に阻まれた巻き路がある。
|
一の峠到着 |
|
指導標 |
|
大峰奥駈道に乗った |
傾斜が落ち着く頃に、右手から尾根が迫ってくる。一の峠へ到着だ。大峰奥駈古道へ乗った。
ワールドヘリテイジ・吉野熊野国立公園を代表する文化遺産だ。トンネル西口がある天川村からのルートがポピュラーだが、奥駈道を満喫するには上北山村おすすめの東口からのルートが少しだけマニアックで、静かな感じです。
|
月と弥山の稜線 |
|
弥山小屋の屋根が見える |
向うにはこれから目指す弥山の稜線が延びている。弥山小屋の尖がった屋根も確認できる。青空に月が浮かび、その下へ枕のような稜線がくっきり見え、目標がハッキリした。
一ノ峠から少し奥駈道を登った所に分岐があり1516mピークのトラバース道に入る。分岐を上り詰めると下り道。1418mピークへ下り、大栂山を経て小谷へ下るようだ。此処の分岐はちょっと注意が必要。
トラバース道は若干くだり気味に鞍部へ出る。少し上り返したところが、行者還トンネル西口からの登山道との出合だ。奥駈出合の立派な石の指導票が立っている。登山者が次々に登ってこられて、百名山人気を実感できる。
|
カワチブシ?
オオダイブシ? |
|
行者還トンネル東口登山道と合流 |
|
奥駈出合の指導標 |
此処まで2時間、約2.5km 400m登ってきた。休憩を入れ、再びなだらかな尾根を弁天の森を目指す。弁天の森には3等三角点「聖宝」1600.5mが埋標されている。実際の聖宝の宿は少し下って、30分ほど進んだ所に行者様が居られる、平地のようだ。
|
弁天の森 3等三角点「聖宝」 |
|
弥山と月と紅葉 |
|
ブナハリの群生 |
|
聖宝の宿 |
この行者様へお参りする辺りから最後の急騰。岩を伝ったり丸木階段を登ったりしながら急斜面を九十九を折りながら登りはじめる。最後に2回木の階段を登りきったところで、頂上稜線に乗った。
|
南に延びる紀伊山地 |
|
登ってきた尾根と大台ケ原方向 |
|
大普賢岳へ続く奥駈道 |
|
弥山を見上げる |
小休止して見晴らしを堪能する。標高1800m付近、紀伊山地の眺望が素晴しい。連れが休んでいる間シャター押し捲り。
|
身軽になって八経ヶ岳へ |
|
目の前の 八経ヶ岳 |
|
鹿避け柵を潜る |
|
ナナカマドが映える |
最後に一頑張りし、10時25分弥山小屋到着です。ちょうど4時間の行程でした。此処に荷物をデポ、α米にお湯を足し、ご飯が出来る間に八経ヶ岳へ往復です。
目の前に頂が見えるので、足取りも軽やかです。オオヤマレンゲ保護の鹿避け柵を2度潜って1914.6mの八経ヶ岳(近畿最高峰)へ登頂です。ヤッター・・・・360度の眺望だ。
|
八経ヶ岳登頂記念 |
|
明星ヶ岳方向 |
|
南へ伸びる奥駈道 |
|
八経ヶ岳山頂の賑わい |
|
弥山へ帰る |
|
?イチゴ |
お昼前で、おなかもすいている。早々に引き返して11:20分、弥山小屋前でお昼ご飯を戴く。次から次へと登山者が登ってこられ、ベンチも相席になる程。
|
弥山登頂記念 |
|
弥山本宮から八経ヶ岳 |
|
八方睨みのコケ広場 |
|
登った尾根から大台ケ原方向 |
|
八方睨みから大普賢岳 |
|
八方睨みから見た八経ヶ岳 |
|
?コケ |
さて、午後の部は、小屋に覘いて女将さんにTシャツを出していただき、記念のお土産。弥山神社にお参りし、国見八方睨みで再度眺望を楽しみ12時過ぎに下山。
|
弥山小屋ベンチの賑わい |
|
大普賢岳を見ながら下山 |
|
登頂記念 |
|
聖宝の宿へ降下 |
登った道を忠実にトレースして、下山します。下りは連れが先導、いずみやま管理人より相当スピードアップ。何人か追い抜く勢いだ。後からついて行くのが忙しい。
|
弁天の森をめざして下る |
|
弁天の森で休む団体さん |
|
西口ルート出合まで降下 |
|
カワチブシ? |
|
鞍部から一の峠へ下る |
|
小谷川方面へ下る分岐通過 |
|
一の峠まで下った |
そんな訳で、下り始めて一の峠までが1時間40分。峠からトンネル駐車地まで1時間40分と3時間20分で無事下山できました。
|
支尾根の指導標へ降下 |
|
駐車地が見えた |
|
日が翳ったトンネル東口 |
快晴に恵まれた中、大峰奥駈道のほんの一部の登山が出来ました。お山の神様に感謝です。
投稿58枚
最後までご覧戴きありがとう山でした
1 件のコメント:
2日3日と一泊二日で奈良の百名山を登ってきました
一日通過した爆弾低気圧の影響が午前中残りましたが
午後からは晴れ間も出て、気持ちよく歩けました
2日目は早朝から晴、
ご来光に続いて快晴の頂を踏むことが出来ました
コメントを投稿