2015年10月10日土曜日

2015.10.9(金) 山形仙(791m)周回登山

2015.10.9(金) 山形仙(791m)周回登山

津山72020km 40分⇒800声ヶ乢Р810⇒自転車6km 31分⇒8:41堀坂踏切登山口8:479:40三角点9:5010:10明神様→11:03二の郭→11:20反射板三角点11:2511:30広戸仙展望所→12:10声ヶ乢駐車地 昼食13:0522km 自転車回収45分 ⇒13:50 津山着

天候 晴れ時々曇り 15408分 約14.7㎞(自転車9km) ↑739m749m 11,2051




遠征から1週間、今日は地元津山の山を初登頂してみたい。山頂から加茂川へ続く長い尾根を持つ山形仙だ。分県登山ガイド中、美作で最後に残っていたお山だ。一昨年、師匠の7月縦走(滝尾駅から那岐山縦走)を参考にさせていただく。
声ヶ乢出発

堀坂踏切登山口へ降下 自転車デポ

朝一番に、声ヶ乢へ上がり駐車。車を置き、自転車で奥津川へ下り、さらに加茂川沿いを堀坂踏切まで下る。ほぼ下りばかり9kmだ。プジョーで下れば30分(プジョーといっても自転車ですが)

堀坂の踏切の電柱に自転車をデポ、畑の横を猪柵を跨いで竹薮の中の登山道へ進入する。
くもの巣が張り荒れた道をすすむと隧道の上に出る。笹や茅が伸びた道を、蜘蛛の巣を払いながら登ってゆく。
妙原から三浦方面

対岸の烏山・天狗寺山

列車が来たのであわててシャッターを押す

しばらく登ると、妙原や加茂川の反対側の烏山・天狗寺山などの眺めが広がる。
ピーと鉄道の警笛が聞こえたので、あわててシャターを押してみた。
これから向かう頂上方向

指導標は要所にあり親切だ

堀坂神社の登山道と合流

少し進むと堀坂神社からの登山道と合流する。此処には3枚の指導標があり、山形仙への矢印に従う。さらに20分くらい登ると、444mの三角点と、少し楽々な迂回路の指導標2本がある分岐に着く。
少し楽々 迂回路指導標

三角点への指導標

3等三角点「堀坂」

此処は三角点にご挨拶だ。急登を詰めると、小ピークに点名「堀坂」44409mの3等三角点があった。時刻は9時40分登山口から50分、休憩もかねて三角点の笹を刈り、シャターを押す。

尾根を辿る道なので、アップダウンはあってもルートの心配はないし、要所には指導標や古い赤テープがあり心強い。道も鹿道と同居しているようで、鹿の黒豆が散乱し、周りの笹も刈ったように背が低い。これが後で大変なことになってしまうのですが・・・
三角点を越えた鞍部にある指導標

行く手に立ちふさがる岩崖

岩上にある明神様 S、30年4月の日付

鹿道に感謝しながら登って行くと、今度は岩が道を塞ぐ、岡山の山百選にも乗っていた明神様の石柱が有る岩山だ。崖になっていて一瞬たじろぐが、直登出来る、そして明神様の横に出た。
コウヤボウキ

鹿道の登山道とアケビの実

アキグミ

ナツハゼ

踏み切りにあった指導標では此処まで1時間、実際は80分かかった。三角点の堀出しもしたが、やはり標準時間より時間がかかる。
コウヤボウキ、アケビ、アキグミやナツハゼの実などを確認しながら鹿道を登ってゆくと今度は植林帯に出た。指導標があり最初は植林の中を直登するが、途中からは斜面を横に這うように登ってゆく。
植林帯 直登方向の指導標

トラバース方向の指導標

植林帯出口の指導標 城址へ10分の標示

三浦下山口

滝尾下山口

城頭跡 城跡の西端に着いた

すぐに植林帯は途切れ、再び潅木斜面を直登するように登りだす。中山城跡へ約10分の表示があって、元気が出る。
10:50分台地状の頂上稜線に出た。三浦方面への分岐が有り、これで頂上だと思ったら此処は二の郭跡。もっと先に反射板の三角点峰が見えていた。
段丘状の城跡が続く

広い二の郭跡

奥に反射板の立つ三角点峰


ミヤマガマズミ

途中西上林道への下り口

そんなに甘いもんじゃ おまへんな~・・・・
反射板に進む途中に西上林道への下り口指導標がある。
堀切遺構が残っていた

反射板到着

トリカブトと三角点

さらに四半時やっと三角点峰に到着。反射板下の三角点(点名「熊田」790.89m)を確認した。
トリカブトの花と三角点を撮影し、平たい稜線を少し東に進むと、派手な説明板が現れ、山形仙山頂7911mと表示がある。此処が山頂か~。やれやれ・・・・
(ところで、此処のトリカブトは鹿に食べられているようだ、トリカブトの葉は毒性はどれくらいなのでしょう?)
山形仙山頂から眺める広戸仙

下山道は快適だ
広戸仙第1・第二展望所の屋根が見える

しかし眺望は良い。広戸仙第1・第2展望所の屋根が見え、お山全体が良く見える。
此処からはどんどん下って声ヶ乢へ着くはずだ。お昼は乢に降りてから。
センブリ

クスノキ


下りも時々急な所が有るが、おおむね土の登山道でクッションが効き大股に下れる。
途中、山形仙登山道の指導標、センブリと楠木の花と実、吹き上げ展望所の構築物?を見ながら40分で声ヶ乢駐車場まで下った。
声ヶ乢へ降下

声ヶ乢の登山口

お昼時だ、腰掛けてお昼の用意。さ~仕度をとズボンの埃を振るうが、中々落ちないな~。あっと気付いた。ダニ・・・・・ズボンの裾から股の間までびっしり小さな埃がついている。

良く見るとうごめいているので、タニだ。よーく観察すると2ミリくらいの大型のダニもいる。噛まれると感染症が怖い。新聞紙で丁寧に掃き落とし、ズボンの裾はガスライターで消毒する。

1段落し、お昼のうどんとクラッカーそして食後のカフェも楽しんでから帰路に着く。

さて、山形仙は、歩いてみると山城の跡がしっかり残っていた。二の郭は何段にもなってお城が有ったことが想像できるし、本丸であろう三角点峰は堀切のうえに急な斜面が続き、その上に反射板が立っている。分県ガイドでは、岸本五郎先生が黒姫城跡と書かれているが、現地の指導標では中山城跡と記載される。

おそらく、南の勝北側では黒姫伝説にちなんで黒姫城跡、滝尾側では中山城跡と言う事ではなかろうか? 因みに津山市教育委員会(H22年)発行の「美作の山城」では、中山城 (東ヶ城 西ヶ城 城頭 黒女城?)と記載されているので、付け加えておく。

山形仙と広戸仙
今日もお山で遊ばせていただきました。お山の神様に感謝です。
帰ってから着ていた物はすべて洗濯、体は頭から足先までシャワーで洗い流したのは勿論です。

投稿42枚
最後までご覧下さりありがとう山でした

3 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

今回は、登り残していたお山の初登頂を目指しました
加茂川の岸から、那岐連山へ続く山塊の一番西側 
山形仙に挑戦です

たくや さんのコメント...

いずみやまさん こんにちは

マダニの潜伏期間は、1~2週間ですよ(笑)
噛まれた跡が無ければ、一応安心ですが・・・

天気が良ければ、14、15日と上信越方面を考えています。

S_Ogawa さんのコメント...

下山して、発見したときは背筋が寒くなりました
今のところ大丈夫なようですが、2週間先は?ですね~
致死率30%だそうですから発症するとお陀仏かも?です
そのときはそのときで、連れが厄介払いできたと思うかも?
上信越は雪が来るかも知れませんね
天気が続くこと、願ってま~す