2017年4月6日木曜日

2017.4.5(水) 大山弥山(1,709m)春山登山

2017.4.5() 大山弥山(1,709m)春山登山

曇り 11℃ 3人 ↑960m ↓966m 9.3㎞  14,107歩  6:06

7:00津山発⇒南光河原Ⓟ8:258:30登山口→8:49 1合目→9:05 2合目→9:47 5合目→10:06 6合目小屋→10:33草鳴社ケルン→11:03山頂小屋→11:10弥山11:2211:30山頂小屋昼食12:1412:55 6合尾根分岐→13:35元谷→14:05大神山神社→14:3014:50⇒帰着17:00  

今朝は温かい。夜中の用足しもさほど寒さを感じず、苦にならなくなった。春本番になってきている。先日のバックカントリーに続き今日は春山登山で大山だ。

例により、師匠大山の風さんに誘っていただき7時、3人で大山に向け出発。久世IC から山陰道で時間短縮です。




南光河原駐車場は平日でもすでに20台くらい止まっている。空きスペースに駐車。
登山口まで移動し、正面から登り始める。時刻は830分、1時間半で津山から移動してきたことになる。
 
登山口出発




途中の気温は11℃と温かく、登山道の雪も緩んでいる。1合目2合目と登り、3合手前で下山してくるお知り合いと遭遇。山頂の様子を聴く。強風が吹いているらしい。

 この辺はブナ林の中で風の影響はほとんど感じないが、尾根に出るとまともに風を受ける。今日も南からの風が入って、気温は高いが風は強いようだ。

4日前は、新雪が降って気温は低く登山道も固く凍り付き滑ったが、今日は暖かすぎて緩んだ雪で足元が滑る。3合目手前でアイゼンを装着する。
お知り合い



5合目



5合目、山の神着は947分、登り始めて1時間20分経過です。1056合避難小屋に着く。裸尾根で、風がまともに当たり耳元の風切り音がビュービューとうるさい。上着を羽織りすぐに出発。



6合避難小屋


傾斜がますます急になる。スキーの開脚登行のようにつま先を外に向けハの字を切って登って行く。雪が柔らかいのでしっかり足場が出来恐怖感はない。ガリガリの斜面だったら厳しいだろうと思う。上に見えている草鳴社ケルンがなかなか近づかない。


6合から三鈷峰

草鳴社ケルンを目指す

北壁や元谷を覗き込みながら頑張って上を目指す。元谷側の沢へ2人のスキーヤーが進入している。見ていてもなかなか滑らないので諦めてさらに上へ、ケルン到着は1030分ちょうど2時間かかっていた。
なかなか近づかないケルン


草鳴社ケルンから





8合

1,600m

8合は1040分。1600m表示は1047分通過だった。山頂台地はますます強風、体が煽られる。木道を外し、少しでも風の弱いキャラボクの雪原を登る。

山頂小屋到着は113分、山頂は2分後に到着した。稜線の上は風がほとんど当たらず、快適だ。今までの風が嘘のように静かになる。音もない静寂の世界がそこにあった。
山頂へ向かう

弥山に人影

弥山に向かう

最後の登り

弥山登頂\(^o^)/

弥山の眺望


稜線を弥山に移動して、眺望を楽しむ。夏は崩壊が進む稜線も今は厚い雪の下。雪の縦走路が出来ている。

南斜面に沿って登ってきた強風は、雪庇で切返されて上に噴き上げ、南風は稜線の遥か上を超えて吹きぬけているようだ。縦走路は快適そうだ。
弥山から振り返る カメラを構えた管理人

登頂記念(o^―^o)ニー


縦走出来ますよという師匠の言葉に少々触手が動いた二人だが、自重する。
夏は進入できない弥山の山頂で記念写真を撮り折り返す。


11時半、小屋に帰ってお待ちかねの昼食。昨日除雪してくださった山頂小屋さん(Facebook)の雪かきのおかげで中は明るく、照明は必要ありません。3人の貸し切り状態だ。

3m近い雪の穴を下って小屋に入り暖かいうどんをごちそうになる。巻きずしやおやつも頂いてすっかり元気回復。1215分、再び強風の山頂台地を下って行く。
1600m表示を下る
 下りは麓の景色の中へ落ちていく感じ、怖いので足元ばかり見ていると、体の平衡が取れません。辺りも見ながら踵荷重で慎重に下って行きます。
7合付近を下る


6合尾根に入る

6合尾根を下る




6合避難小屋下で夏道と分かれ尾根筋へ、行者谷の方へ下って行きます。ザクー ザク~と1っ歩で50㎝くらい降下していき、40分で元谷へ降り立った。
北壁を登る登山者

役目を終えたブナ

別山とボーダー

行者谷上部を下る

三鈷峰とユートピア小屋


行者谷から別山

元谷へ降りた

北壁

ボーダーorツボ足?

振り返ると降りて来た尾根のさらに上の沢を2人降りてきている。最初はあまりに早く降りるのでボーダーと思ってみていたが、師匠が徒歩と意見が分かれ。ズームレンズで撮って後で確認することになった。師匠曰く、たぶん北壁から弥山に直登していた2人組だろうとのこと。
ツボ足で下山するパーティー
元谷から治山林道を下宝珠越ルートに出、大神山神社へ下った。アイゼンをはずし、除雪の出来た日本一長~い石畳を下る。とやま旅館さんの前を通って、1430分。駐車場へ無事帰還した。



大神山神社へ無事下山お礼

長い石畳



無事下山

弥山からの眺望は素晴らしかった。雪をまとった稜線は、この時期だけの縦走路。
いずれも大山の魅力。今日も十分お山を楽しめました。

同行のお二人さんお世話になりました、ありがとうございます。
皆さんと 山の神さんへ感謝です\(^o^)m(_ _)m

投稿57枚 投稿件数400回記念となりました
最後までご覧いただきありがとう山でした



1 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...

投稿400件目の記念投稿となりました。
面白い2件頂き頂きありがとうございます。

これからもたくさんアップしてゆきたいと思います。
ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。m(_ _)m