2019年12月20日金曜日

2019.12.20(金) 高ノ峰山(516m)~五本地蔵山(427m)登山

2019.12.20(高ノ峰山(516m)~五本地蔵山(427m)登山
/☀ 0℃ 1↑512m ↓500m 11.5km 4:1018,023

津山9:109:45本山寺9:55→縦走路出合10:18→電波中継塔10:30→高ノ峰山10:57→縦走路出合11:21→金刀比羅山11:4012:11昼食ポスト12:40→五本地蔵山13:00縦走路分岐13:38→Ⓟ14:05津山15:00 

今日も中国山地は時雨れているようだが、吉備高原は比較的良い天気。岡山の山100選シリーズに出かけました。美咲町と久米南町との境界付近にある本山寺から取付き、赤磐市・美咲町と久米南町の3市町境を歩きます。
本山寺駐車場スタート




吉井川沿いを柵原に向け下り、大戸から定宗に向かいます。町境から南へ山を登ると本山寺で、ここが今日の登山口です。本山寺は美作33カ所観音霊場第1番札所の古刹です。国指定の文化財、本堂、重の搭、宝篋印塔は一見の価値があります。
本堂

常行堂

三重の搭

10時前に着き、境内を歩いて本堂から3重の搭に参拝、そのまま境内を抜け上の駐車場へ出ます。駐車場にはすでに1台鳥取№の車が止まっていた。
上の駐車場
舗装路を進む

中国自然歩道



舗装林道へ出て、山に入って行く。5分ほど歩くと、中国自然歩道の道標と案内板があり、本山寺と血洗の滝を訪ねる道と表示がある。
舗装路分岐

電波中継塔

さらにしばらく歩き舗装林道の分岐に自然歩道の道標がある。ここで自然歩道に別れ、赤磐市との境界沿いに伸びる林道へ入る。尾根上に北東へ伸びる林道はやがて、電波中継塔にたどり着く。




路はここで途切れ、是里町のゲートを跨いで登って行く。舗装路はさらに上に伸び、上の広場に出て終点となる。

高ノ峰林道専用道起点

終点手前にダート道が北の山頂へ向かって伸びているのでそちらに分かれる。尾根筋に乗り替え山道を進むと、古びた社があった。ここで赤磐境界ともお別れ、山道跡に沿い山頂へ向かう。倒木が塞ぐ山道を100m程で山頂だった。
町村境から分岐

境界目印

高ノ峰山到着


3等三角点「高ノ峰山」516.46m

古い丸太が立っていて、赤い塗料が残っている。鳥居の残骸のよう、荒れた境内は広場は残っているが、全く手が入っていない感じ(◞‸◟)・・・ インテリジェント三角点が何とか人の気配を残している。伝統文化を残したいと思いながらその場を後にした。
前方に金刀比羅山が見える

縦走路分岐へ帰った

舗装路を横断し再び縦走路へ

ここから山道

舗装路を20分ほど引き返し、自然歩道へ帰り林道を横断、金刀比羅山の登りに掛かる。
ここから再び山道だ。今日の核心部、ジグを返しながら100m程登って行く。

踏み跡は薄いが、道の形が残り安心して登れた。時々テープナビも出て来る。
この山域、松茸シーズン中は歩かない方が無難。いたるところ止め山テープが巡っている。境界がはっきりして助かるが、その時期は気を付けた方が良い。

金光殿

金刀比羅社

さて、金刀比羅山山頂近くに出ると、古いお堂や、金毘羅宮のお社が立っている。お籠り堂もあって、休憩するには持って来いだが、今日は先に進もう( `―´)

4等三角点「金刀比羅山」479.41m

登頂記念がぶら下がってる

山頂に寄って朱に塗られた三角点を撮って、再び縦走路を西に、5本地蔵山を目指します。地図で見ると、この金刀比羅山が3町境、久米南・赤磐・美咲の町境界が集まっている。この先、美咲と久米南の境界尾根を西に歩きます。
金刀比羅山下の分岐 
帰りはここから下る

境界土塁の上を行く

往路でトラバース道に入った分岐
しばらく下ると下山する下降点分岐に出て、さらに尾根を西に進みます。登りに掛かったところでトラバース道の分岐がある。古いテープナビはトラバース道へナビしてくれる。464mピークをトラバースする古い道、倒木が放置され、最近はあまり利用されていない感じだ。
トラバース道から作業道へ出た
復路で通過した尾根直登ルートがもっぱら利用されているようです。そして、尾根ルートとの出合でお昼にした。ラーメンを作っていると、高ノ峰で出会った単独♂登山者が引き返されてきた。多分鳥取№車の御仁だろう?
尾根ルートとトラバースルートの出合 ここで昼食
管理人は切開きの中の作業道でゆっくりお昼中、お疲れさまでしたとご挨拶。
二上山が見える

北に泉山が望める

五本地蔵山 すぐ
30分ほど休憩して午後の部再開。引き続き西へ20分ほどで、突然作業道脇に「5本地蔵山すぐ」の指導票が現れた。


3等三角点「塩ノ内」427.62m
ここも登頂記念がぶら下がる

何とか二上山が見える

雑木で眺望は利かない
本日3つ目の山頂三角点は、松枯れ処理のビニールに覆われた、松林の中にあった。
今日訪ねた三角点で最も眺望はあるが、雑木に覆われ、山頂で絶景という訳に行かない。やっと二上山だけ確認できた。
眺望と三角点画像を戴き、早々に引き返す。
ツルリンドウ

地蔵山だけに地蔵が祭ってある

ムラサキシキブ

復路で泉山

作業道から464mピークの山道に入る

目印

降下地点へ帰った

下山路入口
20分で昼食ポストへ、40分で降下地点の分岐へ帰った。

下山道は朝登った舗装路の西側上の尾根筋を下る。両側に古い墓跡が続き、明治まで栄えた本山寺の歴史が感じられる道だった。最後に水道施設の小屋横から本山寺上の駐車場へ飛び出した。境内を通り、再び文化財の建物を見て駐車地へ無事下山した。

上の駐車場へ帰った

駐車場の説明板

古くなった本山寺由縁

西日を受ける本堂

駐車地へ無事下山

14時過ぎに駐車地へ戻り、しばらく休憩後帰路へ向かった。
今日は、役行者様が開基されたという古刹を訪ね、所縁のある周辺のお山を歩かせていただき、充実したお山歩きでした。お山に感謝(^_^)v・・・

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最後までご覧いただきありがとう山でした(^_-)-☆

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