2022年3月29日火曜日

2022.3.27(日) 大山振子沢B・C 1,636m

2022.3.27() 大山振子沢B・C 1,636m

4 4↑1,439m ↓1,433m 12.9km 7:2510.790歩⁇ 

自宅5:30⇒久米6:00⇒奥大山Ⓟ7:30→鳥越峠テラス9:8→振子沢入口9:40→オープンバーン出合(大曲)10:35→源頭11:4712:4大曲 (昼食)12:40→地獄谷12:51→テラス14:5→環状道出合14:39→奥大山Ⓟ14:5017:10自宅

烏ヶ山を見ながら振り子沢を下れます



 

氷ノ山ゲレンデから帰ると、師匠大山の風さんから次の山行予定がメールされて来た。

日曜日振子沢B.C、如何とのこと。体はきついが、行かずばなるまいと覚悟した。

 

昨年の振り子沢は324()去年のレコ4人目の孫が生まれた日、今回は25日の金曜日に満1歳の祝いをしたところ。彼は最初スプーンを持ったが、次に1万円札を手にした。大人になっても食べることには困らないだろう…(^_^)v

蒜山SAから望む

環状道路は閉鎖中
 

話が逸れた、土曜日は雨ふりで山陰は風が吹き荒れた模様、管理人は休養ついでにスキーの手入れ、エッジ研磨とベースワックスを掛けて日曜日に備えました。

 

そして当日、師匠と同乗して久米まで走り2人と合流、蒜山インターから奥大山を目指します。内海乢を越えて1時間強で奥大山に到着、上側の駐車場に駐車して環状道路の閉鎖ゲートをくぐります。すでに4.5台先発がおられます…(@_@)

800m表示からブナの森へ入る
早朝のブナの森を登る

 

根開きが始まった

少ない場所は地面が見える

奥に烏ヶ山の山影


環状道路は除雪済み、路肩の雪壁が安定するまでゲートは締まっているようです。橋を渡ってしばらく行ったところの標高800m標示でブナ林へ入ります。昨年と比べ、ずっと多い残雪斜面が続いていました。最近の降雪で雪面も白くリセットされ、汚れも気になりません。良い感じのブナ林が続きます。

ヤドリギの実を渡り鳥が食べている


烏ヶ山が目の高さに

テラスへ到着

前を2人の登山者が登って行かれます。キリン峠へ向かわれるようです。我々は鳥越峠へ向かい、急斜面手前で西側の1段高いテラス越へ向かいます。ブッシュを避けてテラスに着くと、快晴の空が迎えてくれました。

キリン峠のポールが見える

テラスで一服中

キリンに向かう登山者二人

烏ヶ山

稜線の先に烏ヶ山が屹立しています。足もとから落ち込む地獄谷への斜面は年々ブッシュが成長して、薮化している気がします。テラスから二手へ分れ、山スキー組は斜面をトラバース、テレマーク組は鳥越峠側の沢筋へそのままドロップします。

地獄谷へドロップします
斜面をトラバースして下る尾根筋へ
尾根筋を下る
最後急斜面が待ち構える
横滑りで降ります
振り子沢入り口が見えました


今回は我々が降りた尾根筋が、振り子沢入り口へ登り返さず直接滑り込め正解でした。
この駒鳥小屋の北側へ下る尾根筋は、大木が多く斜面も比較的滑り易かった。最後に沢筋へ下る急斜面が待っていましたが、雪をずらせながら横滑りでクリアできました。

テレマーク組はデブリ帯で難儀されたようでした。

振り子沢入り口でお二人を待っていると、先発の3人パーティーが通過、駒鳥小屋経由で下って来られたようでした。しばらくして、お二人と合流、振り子沢を登ります。

地獄谷から対岸の振り子沢へ滑り込む
槍が峰を仰ぐ
槍ヶ峰ズーム
3人パーティーが先行される
我々も振り子沢をを登る

 




昨年はボダーがドボンした沢も、今年は雪が続いています。どこでも歩ける沢登りは久しぶりです。1050mの地獄谷から1,300mの振り子沢下部まで登るとオープンバーンが開けます。

左手に幻の滝が見えてきた

 


急な沢を詰める
あの先を回るとゲレンデが待っている⁇

手前のS字状の谷は若干の落石や崩落が見られますが、それほどリスクはなさそうでした。しかし、気温の上がった下りでは、先頭を下っていた師匠が、ザザザーと雪壁が崩れる場面へ遭遇され、雪と泥交じりの雪崩れ跡を滑り下ることになりました

オープンバーンを詰める

源頭部が見えているがまだまだ・・🥵
苦しい登りが続く
振子山を越えた 

 

1040分、歩き始めて3時間ついに振り子沢オープンバーンへ到着です。濃紺の空とリセットされた白い雪面が、はるか上で稜線を浮かび上がらせています。あの源頭部までさらに300mの登りが始まります・・・( `―´)


北壁が迫ってくる

弓ヶ浜が見えている

源頭から日本海を望む

甲・矢筈ヶ山が目下です
 

ここから頑張りどころ、100歩数えては呼吸を整えながら登りますが、最後は50歩が精一杯・・🥵稜線直下は壺足で登りました。稜線へ出ると、一気に視界が広がって、北壁が西の元谷へ落ち込み、北側に三鈷峰へ伸びる尾根が下っている。雪庇の上から振り子沢を俯瞰すると、小さく見える登山者が56人登ってきている。

ドロップイン
滑走は一時⛷😅

 

呼吸を整えながら眺望を楽しみ、準備が出来た人からドロップします。最初Nさん、続いて師匠、管理人が続きます。ブーツ、Ski、ストック、ヘルメット、ゴーグルすべてのセットを確認しドロップです。

 

昼食ポストで休憩中

出だしの壁を横滑り気味にクリアすると、巨大なスロープへ突入だ。エッジングすると斜面の端へ向けスピードアップ、エッジリリースして方向を反転、再びエッジングを繰り返します。大きく〃々弧を書いて下部は谷底で中回り、フウフウ言いながら中間点・・(^_^)v

振子山の斜面を見ながらお昼
下りも慎重に
左側に先ほどの雪崩の跡

 

烏ヶ山へ向って下る


再び下って大曲の手前でお昼にします‥(^^♪ 今日はチキンラーメンにエノキ・ネギ・キャベツ・モヤシを入れていただきます。振り子山の雪の斜面をスクリーンのように見ながらゆっくり休憩。


振り子沢入口まで下山した

地獄谷へ帰って来た

4人壺足で登り返し

昼から下り始めてすぐ、S字谷で、先ほどの雪崩に出会ったのです。1時間かけて登った沢を10分で下って地獄へ降ります。そして地獄登り・・・😆お二人はSkiを牽引、Nさんは急登上側からシール登り、管理人は担ぎで43様の壺足です・・😅

この登り返しも十数分で下った尾根を1時間強掛けての登り返し・・・地獄の苦しみかも?ゼー〃・・ハー〃大息でテラス上部へ帰ってきました。

急登を終えて一休み Nさんはシール登行へ
師匠は牽引
槍の穂先が見えてきた
大分登り返しました
トラバースすれば
テラス上部の斜面です

テラス上部へやっと到着したロートル組


14時過ぎ、最後の滑走へ、木谷のブナ林にドロップ。4人が思い思いにブナの間をツリーラン・・⛷⛷

2時間以上かかった登りを30分程で滑走、環状道路へ無事降り立ちました・・・\(^o^)

最後の滑走へ

烏ヶ山 また逢う日までさようなら♪

木谷の向こうへ駐車地が見えている

スラローム気分で林間滑走中


奥大山の駐車地へ帰り、今日の山行を振り返り達成感に浸りました。今年は昨年に比べ雪が多く、スムーズに登・下降が出来、2時間くらい早く下山できました。御机から振り返った大山は、又来いよと呼び掛けてくれているようでした・・・😊

環状道路へ無事下山\(^o^)/


御机から今日の大山


同行くださった3人さんに感謝・・・m(_ _)m 

そして、今回も満足な山行になり、お山に感謝です・・・😂

 

投稿画像65枚

最後までご覧くださり(’’▽`)ありがとう☆山でした‥(^_-)-

1 件のコメント:

脇 順二 さんのコメント...

いずみやまさん、こんにちは。

昨日は大変、ご苦労様でした。

およそ8時間半の山行は僕にとってはかなり大変でしたが、大きな充実感がありました。

いつも運転をして下さり、大変ありがとうございました。
またよろしく、御願いします。