2022.3.27(日) 大山振子沢B・C 1,636m
☁ 4℃ 4人 ↑1,439m ↓1,433m 12.9km 7:25分 10.790歩⁇
自宅5:30⇒久米6:00⇒奥大山Ⓟ7:30→鳥越峠テラス9:8→振子沢入口9:40→オープンバーン出合(大曲)10:35→源頭11:47→12:4大曲 (昼食)12:40→地獄谷12:51→テラス14:5→環状道出合14:39→奥大山Ⓟ14:50⇒17:10自宅
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烏ヶ山を見ながら振り子沢を下れます |
氷ノ山ゲレンデから帰ると、師匠大山の風さんから次の山行予定がメールされて来た。
日曜日振子沢B.C、如何とのこと。体はきついが、行かずばなるまいと覚悟した。
昨年の振り子沢は3月24日(水)去年のレコ、4人目の孫が生まれた日、今回は25日の金曜日に満1歳の祝いをしたところ。彼は最初スプーンを持ったが、次に1万円札を手にした。大人になっても食べることには困らないだろう…(^_^)v
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蒜山SAから望む |
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環状道路は閉鎖中 |
話が逸れた、土曜日は雨ふりで山陰は風が吹き荒れた模様、管理人は休養ついでにスキーの手入れ、エッジ研磨とベースワックスを掛けて日曜日に備えました。
そして当日、師匠と同乗して久米まで走り2人と合流、蒜山インターから奥大山を目指します。内海乢を越えて1時間強で奥大山に到着、上側の駐車場に駐車して環状道路の閉鎖ゲートをくぐります。すでに4.5台先発がおられます…(@_@)‼
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800m表示からブナの森へ入る |
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早朝のブナの森を登る |
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根開きが始まった |
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少ない場所は地面が見える |
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奥に烏ヶ山の山影 |
環状道路は除雪済み、路肩の雪壁が安定するまでゲートは締まっているようです。橋を渡ってしばらく行ったところの標高800m標示でブナ林へ入ります。昨年と比べ、ずっと多い残雪斜面が続いていました。最近の降雪で雪面も白くリセットされ、汚れも気になりません。良い感じのブナ林が続きます。
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ヤドリギの実を渡り鳥が食べている |
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烏ヶ山が目の高さに |
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テラスへ到着 |
前を2人の登山者が登って行かれます。キリン峠へ向かわれるようです。我々は鳥越峠へ向かい、急斜面手前で西側の1段高いテラス越へ向かいます。ブッシュを避けてテラスに着くと、快晴の空が迎えてくれました。
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キリン峠のポールが見える |
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テラスで一服中 |
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キリンに向かう登山者二人 |
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烏ヶ山 |
稜線の先に烏ヶ山が屹立しています。足もとから落ち込む地獄谷への斜面は年々ブッシュが成長して、薮化している気がします。テラスから二手へ分れ、山スキー組は斜面をトラバース、テレマーク組は鳥越峠側の沢筋へそのままドロップします。
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地獄谷へドロップします |
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斜面をトラバースして下る尾根筋へ |
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尾根筋を下る |
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最後急斜面が待ち構える |
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横滑りで降ります |
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振り子沢入り口が見えました |
今回は我々が降りた尾根筋が、振り子沢入り口へ登り返さず直接滑り込め正解でした。
この駒鳥小屋の北側へ下る尾根筋は、大木が多く斜面も比較的滑り易かった。最後に沢筋へ下る急斜面が待っていましたが、雪をずらせながら横滑りでクリアできました。
テレマーク組はデブリ帯で難儀されたようでした。
振り子沢入り口でお二人を待っていると、先発の3人パーティーが通過、駒鳥小屋経由で下って来られたようでした。しばらくして、お二人と合流、振り子沢を登ります。
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地獄谷から対岸の振り子沢へ滑り込む |
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槍が峰を仰ぐ |
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槍ヶ峰ズーム |
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3人パーティーが先行される |
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我々も振り子沢をを登る |
昨年はボダーがドボンした沢も、今年は雪が続いています。どこでも歩ける沢登りは久しぶりです。1050mの地獄谷から1,300mの振り子沢下部まで登るとオープンバーンが開けます。
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左手に幻の滝が見えてきた |
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急な沢を詰める |
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あの先を回るとゲレンデが待っている⁇
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手前のS字状の谷は若干の落石や崩落が見られますが、それほどリスクはなさそうでした。しかし、気温の上がった下りでは、先頭を下っていた師匠が、ザザザーと雪壁が崩れる場面へ遭遇され、雪と泥交じりの雪崩れ跡を滑り下ることになりました。
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オープンバーンを詰める |
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源頭部が見えているがまだまだ・・🥵 |
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苦しい登りが続く |
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振子山を越えた |
10時40分、歩き始めて3時間ついに振り子沢オープンバーンへ到着です。濃紺の空とリセットされた白い雪面が、はるか上で稜線を浮かび上がらせています。あの源頭部までさらに300mの登りが始まります・・・( `―´)ノ
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北壁が迫ってくる |
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弓ヶ浜が見えている |
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源頭から日本海を望む |
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甲・矢筈ヶ山が目下です |
ここから頑張りどころ、100歩数えては呼吸を整えながら登りますが、最後は50歩が精一杯・・🥵稜線直下は壺足で登りました。稜線へ出ると、一気に視界が広がって、北壁が西の元谷へ落ち込み、北側に三鈷峰へ伸びる尾根が下っている。雪庇の上から振り子沢を俯瞰すると、小さく見える登山者が5・6人登ってきている。
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ドロップイン |
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滑走は一時⛷😅 |
呼吸を整えながら眺望を楽しみ、準備が出来た人からドロップします。最初Nさん、続いて師匠、管理人が続きます。ブーツ、Ski、ストック、ヘルメット、ゴーグルすべてのセットを確認しドロップです。
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昼食ポストで休憩中 |
出だしの壁を横滑り気味にクリアすると、巨大なスロープへ突入だ。エッジングすると斜面の端へ向けスピードアップ、エッジリリースして方向を反転、再びエッジングを繰り返します。大きく〃々弧を書いて下部は谷底で中回り、フウフウ言いながら中間点・・(^_^)v
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振子山の斜面を見ながらお昼 |
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下りも慎重に |
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左側に先ほどの雪崩の跡 |
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烏ヶ山へ向って下る |
再び下って大曲の手前でお昼にします‥(^^♪ 今日はチキンラーメンにエノキ・ネギ・キャベツ・モヤシを入れていただきます。振り子山の雪の斜面をスクリーンのように見ながらゆっくり休憩。
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振り子沢入口まで下山した |
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地獄谷へ帰って来た |
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4人壺足で登り返し |
昼から下り始めてすぐ、S字谷で、先ほどの雪崩に出会ったのです。1時間かけて登った沢を10分で下って地獄へ降ります。そして地獄登り・・・😆お二人はSkiを牽引、Nさんは急登上側からシール登り、管理人は担ぎで4者3様の壺足です・・😅
この登り返しも十数分で下った尾根を1時間強掛けての登り返し・・・地獄の苦しみかも?ゼー〃・・ハー〃大息でテラス上部へ帰ってきました。
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急登を終えて一休み Nさんはシール登行へ |
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師匠は牽引 |
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槍の穂先が見えてきた |
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大分登り返しました |
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トラバースすれば |
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テラス上部の斜面です |
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テラス上部へやっと到着したロートル組 |
14時過ぎ、最後の滑走へ、木谷のブナ林にドロップ。4人が思い思いにブナの間をツリーラン・・⛷⛷
2時間以上かかった登りを30分程で滑走、環状道路へ無事降り立ちました・・・\(^o^)/
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最後の滑走へ |
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烏ヶ山 また逢う日までさようなら♪ |
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木谷の向こうへ駐車地が見えている |
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スラローム気分で林間滑走中 |
奥大山の駐車地へ帰り、今日の山行を振り返り達成感に浸りました。今年は昨年に比べ雪が多く、スムーズに登・下降が出来、2時間くらい早く下山できました。御机から振り返った大山は、又来いよと呼び掛けてくれているようでした・・・😊
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環状道路へ無事下山\(^o^)/ |
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御机から今日の大山 |
同行くださった3人さんに感謝・・・m(_ _)m
そして、今回も満足な山行になり、お山に感謝です・・・😂
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最後までご覧くださり(人’’▽`)ありがとう☆山でした‥(^_-)-☆
1 件のコメント:
いずみやまさん、こんにちは。
昨日は大変、ご苦労様でした。
およそ8時間半の山行は僕にとってはかなり大変でしたが、大きな充実感がありました。
いつも運転をして下さり、大変ありがとうございました。
またよろしく、御願いします。
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