2015年3月6日金曜日

2015.3.4(水) 毛無山(1218.4m)-西毛無山(1216m)周回登山

2015.3.4() 毛無山(1218.4m)-西毛無山(1216m)周回登山

天候曇り 1℃ 7.9km ↑753m ↓753m 4時間45分 11,641歩 2

 津山6:5568.5km958:30田浪P8:409:1登山口→10:9避難小屋→10:18毛無山 3等三角点田浪→11:12西毛無山→11:27昼食休憩11:5612:40 996mピーク→13:10キャンプ場→13:20田浪P13:3068.5km 95分⇒15:15自宅



ぼちぼちスキー凝りが出てくるころ、腿や肩が張ってきたと思っていると、山登りの師匠 大山の風さんからスノーシューで歩きに行かないかと誘いが届いた。

二つ返事で同行させていただくことにした。コースは毛無山から西毛無山を縦走周回するといわれる。早速事前調べで、師匠とマーちゃんのブログを検索し、イメージを膨らませる。

山の天気も調べてみる。風が吹くようだがそれほどでもないのかな?気温も1,000m辺りは氷点下のようだ。バラクラバ、ゴーグル、厚手の手袋など用意した。

7時に師匠を迎えに行き、地道を新庄まで走る。蒜山まで90分かかるので、毛無山麓の田浪集落もそのくらいと計算して見る。

見込み通り830分田浪集落駐車場に到着。早速スノーシューを用意し歩き始める。



今日は我々が一番手のよう、処女雪を踏みながら進む。気温が高く昨夜霙が降った様子で、植林の雪面は落下した雪でボコボコになっている。ザラメとも言えないし新雪とも言えない微妙な湿雪。それでも2人で新しいトレースを踏むのは気持ちいい。

しばらく林道を歩いて登山口の看板の所まで進む。此処から9合目に直登する尾根を行きますと説明され、登りが続くようになる。スノーシューの踵を上げて登行モードで付いて行く。

9合に直登しますよー

ブナの尾根を登っていく
ヒーフー ヒーフー レンズも曇る

ズッタ跡があるぞ~

ブナ林が広がると傾斜が急になって喘ぎながらの登りになる一頑張りした頃に、右側の斜面に雪の小山が見えてくる。8合大岩だそうです。赤テープも見えている。

夏道に合流して少し緩くなったブナ林を進むと、9合避難小屋に着いた。1100m付近で、気温も氷点下になっている。-3度くらいのようだ。風裏になっているので、それほど感じないが、遠くのブナの森がゴーと鳴っている。
奥に避難小屋が見えた

-3℃

師匠と避難小屋

避難小屋通過

写真を撮ってすぐ頂上に向かう。頂上直下のヒノキ林は一度溶けた樹氷が再び凍りついてツララ状になって垂れ下がっている。
1020分頂上に着いたが、風が強くとても寒い。眺望も無く、撮影だけしてすぐ尾根を西毛無山に向かう。
頂上直下の樹氷 ツララが下がっている

頂上を目指す管理人です

頂上直下の急登


着いたぞ~

雪に埋もれる頂上

尾根の景色はとても雄大、目の前の西毛無山へのルートが良く見える。途中は西風が尾根を越えてゆくので、さまざまな雪の表情が見られる。
クラスト、フィルムクラスト、吹き溜まり、粉雪、ザラメ、そして樹氷が落ちて積もったものなど多彩だ。
白馬山への縦走路

西毛無山へ向かう

気持ちよい稜線を下る

ルートを確認する師匠

1,100m付近まで下る これから行く稜線

996mピークと1,060mピークが見えている

樹氷が伸びる

毛無山が遠くなる

梢には新しい樹氷が育ってきている。1100m付近まで下り、2度程アップダウンを繰り返すと1216mの西毛無山だ。小さな標示が設置してある。今年は見下ろす位置にあるが、前年・その前は見上げる位置に有ったので、今年の雪はとても多いと教えていただく。

風が強く寒くて休憩する気にならないので、少し下って尾根を外した風裏でお昼にする。さすがに風が強いと体感温度がぐっと下がる。指は凍えているし、あごの下の筋が冷えて首周りが硬直している。
稜線のルート

ブナの木まで伸びたセッピ

西毛無山直下を行く

西毛無山倒ちゃこ

お湯を沸かして温かい味噌汁を飲んでやっと落ち着いた。お握りとお味噌汁を戴き30分ほど休憩して再び登り返す。このピークからもセラピーロードに下れるそうだ。ピークを越えると痩せ尾根の下りになる。低木を避けながら下っていると、師匠いわく今年は雪が多くてこれでも下りは楽なのだそう。
西毛無山から次の996mピークを目指す

ニコニコマークのヤドリギ

996mピーク 奥に1,060mピーク

ちゃんと印がある996mピーク

鞍部まで下ると960m付近だ、此処から再び996mピークへ登り返す。トラバースすることも出来るそうだが、登り返してピークハントしましょう。ピークには此処も小さな札が掛けてある。

もう少し先には1060mピークが見えている。あそこからも駐車場へ直接下るルートがあるそうだ。結局西毛無山から、冬は三ルートが楽しめるようです。
下りへ突入

尻セードー体験中

キャンプ場のゆりかごの小道へ下山

キャンプ場へ出た

キャンプ場の道を下る

此処からは下りが続く。途中は急な下りが一部あり尻セードーを駆使する場面がある。雪もなだれた跡があるので、注意してくだらないと止まらなくなりそう。幸いブナ林の中で、株を目指して滑ればスノーシューが株に引っかかってくれる。

面白く、緊張もした下りを終えると。植林の中に入り、キャンプ場のセラピーロード入口に飛び出した。

無事に駐車場へ帰着。本日も充実した山行になりました。
師匠ありがとう山でした。

投稿37枚お付き合いいただきありがとう山でした。

2 件のコメント:

S_Ogawa さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
S_Ogawa さんのコメント...

毛無山初めての冬季登山。

たっぷりの雪と稜線の雪上歩き、下りは尻セードーも出来充分満足出来ました。

案内してくださった師匠に感謝です。

雪山はハードルが高いと思っていたのですが、県内のお山は案内があれば、比較的安心して歩けます。

一つ世界が広がった気がします。