2012年5月23日水曜日

23.9.23~28 北海道ドライブ

23.9.23(金)~28(水) 北海道ドライブ旅行 2人
 
津山⇒舞鶴→小樽泊⇒旭川旭山動物園⇒美瑛⇒白金温泉⇒層雲峡泊⇒大雪山黒岳⇒層雲峡⇒糠平⇒帯広六花亭⇒花畑牧場⇒十勝川温泉泊⇒十勝ヒルズ⇒真鍋庭園⇒日勝峠⇒日高道の駅⇒小樽→舞鶴⇒津山  56日 フェリー2泊 ホテル3

9月第2弾のイベント、北海道ドライブ旅行に出かける。A4 all roadを帯同し、2318:00津山を出発、180K走って舞鶴港へ、コンビニで夜食とアルコールを買出ししてフェリー乗り場へ到着。車をフェリーに載せるのは初めてのことで勝手がわからない、早めに港に着き零時3分出港まで、2時間ほど余裕を持って手続きをする。


10時に車検証とクーポンをもって受付に行き、乗船順に待機駐車場に駐車し、11時の乗船開始まで連れと一緒に待合室で待つ。乗船には同乗者は桟橋から徒歩で別に乗船、運転者は1人で車を運転して乗船。乗用車は順番に、案内に従って3箇所ある乗船口の最下部の乗り口から第1甲板へ乗船。最下部の甲板で、乗船してさらに下の甲板にくだり、30台ほどがすし詰め状態で、航行中は車両甲板への出入りは出来ない。


11:30分に乗船し案内フロアーで船室のカギを受け取るが、先に連れが受け取り待ってくれていた。今回は特A船室の和室を指定、6階の606号船室に落ち着く。船は新日本海フェリーの「あかしあ」16,810t 224.5m、速力30ノット・約60Km/hの航行、20時間程度の船旅だ。
自分が北海道にいた40年前は、船で30時間列車で24時間の行程だったので、6時間程度短縮されているようだ。それにしても時速60キロは相当な速さで、航行中は風を受けるので一般のデッキは閉鎖されてしまう、特A船室のデッキだけは自由に出入りが出来るようになっている。





 
深夜に出港し、その日の20:45小樽入港早速夕食を屋台村のすし屋で軽く夕食、寝酒を仕入れて小樽オーセントホテルで宿泊。翌25()7:00に出発し道央自動車道を旭川まで爆走、10:00に旭山動物園(走行190k)開園時間前に到着。

 話題の動物園は年間250万人の来場者、旭川のメイン観光地。一時は閉園の計画まであった施設、職員のアイデアと努力で、日本一の動物園になり、今では旭川市の誇りになっている。動物の行動展示というコンセプトで、人と動物の垣根を出来る限り意識させないよう施設の工夫は素晴らしいもの。珍しい動物というよりは人と自然の共栄を目指した意気込みが感じられる。インドネシアのオランウータンの保護や、今や日本では絶滅した狼の繁殖など、多方面への働きかけも素晴らしい。ペンギンやアザラシの展示は水上・水面・水中と行動が見え、時間を決めて飼育員が担当動物の説明をし、人とのかかわり、自然とのかかわりをそれぞれの考えで入場者に説明、入園した親子、観光客も考えさせられ、学習しているよう。
 また道内の植物の展示も力を入れてあり、私には興味深い。土産は、動物園オリジナル靴下や人気動物フィギュアをゲットする。ちなみに園長は同窓大学獣医科の後輩と聞いている。自分もスケート場が休止されそうになったときは旭山動物園の例を挙げ職員みんなで頑張ったこともある。




美瑛の丘
   
 お昼に旭川ラーメン村で、ラーメン(私は味噌・連れは醤油)をいただき、美瑛に移動。美瑛では美瑛駅に行って観光連盟の売店で、お土産(カレンダー)と美瑛の観光マップをゲットし、畑の丘の赤い屋根を観光に。


 畑の麓で、岡山ナンバーを見て、山口県から来たという家族ずれに会い遠くから来たんですねと挨拶を交わし。美瑛の丘から白金温泉へ異動し大雪山十勝岳・美瑛富士の紅葉を見。北海道畑作地帯の真ん中を一直線に何キロも緩やかなのぼりのドライブでは、つくづく北海道の雄大さを体感。白金温泉は学生時代に大雪青年の家に合宿できたことがあり、景色は記憶に無かったが、懐かしい思いがこみ上げた。


 白樺の枝をゲットしお土産。白金温泉から、ナビを使って、大雪山系の北側を回って層雲峡へ到着し北海道2日目の宿ホテル大雪に17:30到着。
 本日の走行350k 歩行5454歩で観光打ち止め。宿で温泉とコース料理の夕食を堪能(私は十勝牛とビール、相棒は北の海鮮)、夕食後は、アイヌ伝統芸能を、子どもたちを含む家族が伝統の遊びや、素朴な遊びをロビーで披露してくれた。懐かしくまた北海道を体感し満足。

白金温泉白樺の枝を拾って我が家の鳥見台にする

 3日目 ホテルを7:00に出発、ロープーウエイとリフトを乗り継ぎ、黒岳七合目へ、台風の影響で葉が多少縮れているが、天気に恵まれ紅葉と山々の頂を堪能。本格的な紅葉はもう少し先のよう。七合目売店で、オリジナルバンダナ、熊鈴をゲットし。冬には山スキーのメッカになるだろー、また来たいと思いながら、シャッターを押した。

黒岳ロープウエイ水の色が独特

黒岳リフト雪があればバックカントリースキー場


  続いて層雲峡の目玉、流星・銀河の滝へ、双瀑台まで往復50分ほどの山道を登山だが一汗かいても十分見ごたえのある見晴台で、2つの滝とその奥に、岩の裂け目からのぞく黒岳は見事な絶景。




流星・銀河の滝


 層雲峡を越え大雪山系の山越えにかかる石狩岳東側を超え糠平湖へ湖畔のホテルで昼食山菜そばを食べながら糠平スキー場のパンフを見る。クワッド3本の本格的スキー場の様。糠平湖上流には、今人気の鉄道遺産のアーチ橋の遺跡もあるようで次回の楽しみ。層雲峡から糠平までは国立公園の中を走るドライブ、民家は無く山と渓谷の中を緩やかに登って緩やかに下るとても気持ちのよいドライブルート、途中では大雪山の残雪も見える。

 
 十勝平野は美瑛の畑作地帯とはまた一味違った風景をかもして、うねりの無い広い台地を防風林で方形に区切って、大きな牧場・農場が点在し広い平らなまっすぐな道をドライブする。馬鈴薯、ビート、小豆などの畑と、今は刈り取りの済んだ牧草をロールした牧草ロールが点在している。


 士幌、足寄を経由していよいよ帯広の町へ、六花亭本店に行き、丸成バターサンド、小豆ソフトをほおばって満足し、お土産もゲット。次は、これまた同窓の田中氏の経営する花畑牧場へ立ち寄る。生キャラメル、ナチュラルチーズを宅配してもらって最後の泊まりとなる十勝川温泉に17:30分に到着、泥炭層の下から湧き出すミネラル分豊富な茶色の温泉で疲れを癒し、バイキング料理で北海道の味覚(蟹・豆・いも・野菜)を存分に味わい、十分満足の日となる。走行250k7,082歩の観光。           


 4日目 朝食バイキングが7:30からで、8:00に出発し、まず十勝ヒルズを目指す。
小高い丘に設けられたフラワーパーク、入り口で白樺のシンボルツリーが迎えてくれる。
十勝平野の中心の帯広の町が一望できるロケーションだが、生憎朝靄で十分見えない、十勝の甘納豆、小豆と南京のお酢、ハッカアロマ油をお土産に、次の観光へ真鍋庭園に向かう。
北海道開拓1世が造園業のため、世界各国から亜寒帯の庭に適した草木を集め始め、展示庭園として3代にわたり作り上げた針葉樹(コニファー)を中心とした庭園。内地とは趣が違い、一部日本庭園はあるが、主に西洋風の庭といった趣、木陰のカフェで、野鳥の観察を楽しみながらコーヒーをいただき、しばしくつろぐ。
十勝ファーム



真鍋庭園



11:00いよいよ最後の移動にかかる、帯広小樽300キロのドライブ帯広を出ると芽室から清水まで道東自動車道を走り清水からは274号国道で日勝峠を超えて日高へ。日高道の駅で昼食(山女丼セット) ここ日高では国内唯一スキー・アウトドア専門高校があり、特徴ある町立高校。
さらに地道を、むかわ穂別まで走り再び道東自動車道に乗り夕張へ、千歳で道央自動車道に合流する。1029日には、道東自動車道が足寄まで開通するので、帯広もずいぶん時間短縮になるだろう。

16:30小樽到着、小樽運河付近に駐車し、石造り倉庫通りを北一ガラス館へ、たくさんのコレクションでクリスタル、アンティーク、小物館等色々だが、こちらはステンドグラスが目的、ありました。ティファニーコピーのステンドグラス200万円クラスが何点も展示してあり、連れは興味津々。写真撮影禁止なので、外観だけ戴く。
オルゴール館等懐かしく観光し、私の最後の目的ジンギスカンで夕食、連れはジャガイモとモヤシ・タマネギ中心に少しもの足らず、すし屋で34皿つまみ小樽運河の夕景を最後に北海道観光の打ち止め。10,300歩の観光
  
北一ガラス館




小樽港では積み込むトレーラーコンテナが満杯で、30分遅れの、0:00出港
28()6日目は7:00船室で起き、往き同様606号特等A船室でまったく同じ部屋、船体だけ「はまなす」に変わっている。海は凪の状態で朝からおなかがすいている。
ブリッジでバイキングの朝食。パンとサラダで、胃袋を平常状態に戻す。10:10頃に「あかしあ」号と対向し、お昼は、船内食で定番のカレーを食べ、夕食も船で済ます。予定通り21:00時に舞鶴港接岸。
180キロを走り津山へ、290:05に津山帰着。1250キロのドライブ旅行を終了。海路2400キロも含め3500キロの旅だった。 



 

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